|
|
|
◆6月19日(月)
スターシップ 「愛は止まらない」
バンドの歴史をさかのぼると、1965年にジェファーソン・エアプレインが結成され、ジェファーソン・スターシップ、そして、スターシップと名前が変更し、スターシップと名乗ってから、3曲目の全米bPソングとなった1987年のヒット曲。スターシップは、女性ロッカーの草分け的存在となったグレース・スリックとミッキー・トーマスの男女ツインボーカルバンドで、アメリカの国民的なバンドとなりました。
この「愛は止まらない」は、アンドリュー・マッカーシー主演の映画『マネキン』の主題歌でしたが、ヒットメーカーのダイアン・ウォーレンとアルバート・ハモンドが共作し、当時超売れっ子だったナラダ・マイケル・ウォルデンがプロデュースし、ヒットの全要素を網羅したこの曲は当然の大ヒットとなりました。
◆6月20日(火)
八神純子 「みずいろの雨」
八神純子は、高校生のときにヤマハのポピュラー・ソング・コンテスト(通称ポプコン)で、優勝したのがきっかけで、「思い出は美しすぎて」でデビューしました。
1978年にリリースされたファースト・アルバムのレコードの帯に書かれていたキャッチコピーには “澄み切ったハイトーンがあなたの心に余韻を残すことでしょう” と記されていましたが、まさに彼女の最大の武器はよく伸びる美しい高音。その声をフューチャリングした3枚目のシングル「みずいろの雨」は50万枚を超す大ヒットを記録しました。
この曲のヒットをきっかけに「ポーラ・スター」「パープル・タウン」「ミスター・ブルー」といったヒットを放ち、後に彼女は、プロデューサーのジョン・スタンレーと1986年に結婚し、渡米。LAライブを行ったり、グラミー賞受賞の女性合唱グループ “ブルガリアン・ヴォイス” とのジョイントコンサートを世界で初めて実現させるなど国際的に活躍しています。
◆6月21日(水)
サム&デイブ 「HOLD ON, I'M COMING」
ダブル・ダイナマイトの異名を名乗り、60年代最高の男性リズム&ブルース・デュオとして一斉風靡したサム&デイブの1966年のヒット曲です。サム&デイブは、サム・ムーアとデイブ・プレイターのソウル・デュオで、2人は、1958年にマイアミで歌ったのをきっかけとして、コンビを組みます。
はじめ、本格派の黒人男性R&Bデュオとしてスタートしますが、デビュー当時は、泣かず飛ばずで、まったく売れませんでした。そんな彼らがヒットしたきっかけは、ソングライターを目標に保険会社のセールスマンをしていたデイヴィッド・ポーターとR&B専門のスタックスレコード会社のプロデューサー、アイザック・ヘイズで、この2人が、サム&デイブを世に生み出すための作品を作った時です。デイヴィッドが外出して、なかなか戻ってこなかった時、アイザックが迎えに行き、すぐに戻ってくるように言うと、「すぐに行くからチョット待って(HOLD ON, I'M COMING)」…と、返事をしたのがヒントになって、この曲が完成しました。この曲は、R&Bだけでなく、ジャズやロックなどでもカバーされ、現在も歌い継がれる名曲となりました。
◆6月22日(木)
もんた&ブラザーズ 「ダンシング・オールナイト」
もんた&ブラザーズと言えばやはり「ダンシング・オールナイト」と思い浮かぶほどのこのバンドの代表曲。高校時代はR&Bに傾倒していたもんたよしのりでしたが、71年、20歳のときに「この足の鎖ひきちぎりたい」でフォーク・シンガーとして一度デビューします。しかし、なかなかヒット曲に恵まれず、10年近い不遇の時代を過ごした後、もんた&ブラザーズを結成。そのボーカルとして再デビューを果たしました。もんたよしのり率いるもんた&ブラザーズは、この「ダンシング・オールナイト」の大ヒットで、 1980年の日本レコード大賞金賞・全日本有線大賞グランプリを受賞。その年の各賞を総なめにし、 スターの仲間入りをしました。
「ダンシングオールナイト」の大ヒットは当然のようにもんたよしのりに脚光をあびせ、彼のハスキーで個性溢れるボーカルは注目を集めました。しかし、「振り向けばジェラシー」「赤いアンブレラ」のように、その歌唱力の確かさをじっくり聴かせる楽曲にも多くのファンは魅了されました。また、もんたよしのりは第三者にも楽曲の提供をしており、西城秀樹の「ギャランドゥ」も、彼の作品なんです。
◆6月23日(金)
スティービー・B 「BECAUSE I LOVE YOU」
出身地であるフロリダでは、知られた存在だったスティービー・B。ソロ・アーティストとして、活動し始めたのは1980年で、そのスティービー・Bがフロリダだけでなく世界的にヒットした曲が、この「ビコーズ・アイ・ラブ・ユー」。この曲は、がラジオから流れた時、ちょうどクリスマス・シーズンで、プレゼントを贈る際、一緒にそえたい曲として、ミリオン・ヒットを記録しました。
日本では、製鉄会社のテレビCMで使われてヒットしました。
|
|
|
|
|