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◆5月15日(月)
ピーター・セテラ 「GLORY OF LOVE」
1986年、映画「ベスト・キッド2」のヒットと共に、その年の全米bPソングに輝いた名曲です。
シカゴ州出身で、その名も「シカゴ」というロックバンドのリード・ボーカル、ベーシストとして、18年間 活動してきたピーター・セテラは、全米bPソングとなった「愛ある別れ」のほか、「Look Away」、 「素直になれなくて」など数々の名曲を生み出したヒット・メーカーでもあったので、シカゴからの突然の脱退、ソロへの転向は、ファンに大きな衝撃を与えました。
◆5月16日(火)
ザ・タイガース 「花の首飾り」
大阪のジャズ喫茶で内田裕也氏に見出されたタイガース(当時はファニーズという名前だった)は、 1967年2月にデビューします。メンバーにはジュリーこと沢田研二や澄んだ透明な声を持つトッポこと加橋かつみ、サリーこと岸辺一徳・シローこと岸辺シロー兄弟など、そうそうたるメンバーが所属していました。
1965年に始まったとされるグループ・サウンズ・ブームの中でbPヒットに輝いたのが、1968年にリリースされた5枚目のシングル「花の首飾り」でした。この曲と一緒に収められていたのは、彼らの主演映画「世界はボクらを待っている」の主題歌である「銀河のロマンス」で、この「花の首飾り」はグループ・サウンズを代表する1枚となりました。
◆5月17日(水)
Tレックス 「GET IT ON」
70年代前半にディビッド・ボウイと共に、グラムロックと呼ばれるムーブメントを巻き起こしたTレックスは、バンド名をティラノザウルス・レックスからTレックスとバンド名を短縮し、「ライド・ア・ホワイト・スワン」の大ヒットでスターダムにのし上がりました。
71年にベースのスティーヴ・カーリーとドラムのビル・レジェンドが加わり、4人組のバンドになって 初めてのアルバム「電気の武者」がUKチャート1位の大ヒット。「ゲット・イット・オン」、「ジープスター」といった人気シングルも生まれ一斉を風靡し、第二のビートルズと言われました。
◆5月18日(木)
プリンセス・プリンセス 「DIAMONDS」
オーディションで選ばれた奥居香、今野登茂子、富田京子、中山加奈子、渡辺敦子の女性5人からなるプリンセス・プリンセスは、1988年、ガールズバンドとして初めて日本武道館公演を行ないました。その勢いに乗り、翌89年にリリースしたのが7枚目のシングル「DIAMONDS」で、この曲はプリンセス・プリンセスにとって初めてのbPヒットになりました。1位に輝いたのは2週間だけでしたが、67週間も 100位以内にチャートインし、100万枚を超すミリオンヒットを記録しました。またこの曲はプリンセス・プリンセスの代表曲として広く知られ、その年の年間bPソングにも輝きました。
1996年5月、バンドは人気絶頂の中、惜しまれつつも解散しましたが、メンバーはそれぞれ作詞家、作曲家、ミュージックスクールの副校長として音楽業界を支えています。
◆5月19日(金)
シェリル・リン 「GOT TO BE REAL」
ディスコがクラブに名を変えた今もなお、ディスコ・クラシックとして響き続ける代表的な1曲です。
ドナ・サマーと人気を二分する70年代のディスコ・クィーン、シェリル・リンは、元々はタレント発掘TV番組「ゴング・ショー」に出演、満点を獲得し、音楽プロデューサー、マーティ・ペイチの目に止まって歌手デビューすることになります。
デビュー曲であり、最大のヒット曲になった「GOT TO BE REAL」は、スーパー・プロデューサー、 デビッド・フォスターが手掛けた楽曲で、世界のディスコ・フロアを独占するヒット曲になりました。
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