●最新のアジアの音楽をご紹介する「Brandnew Asia」
Summer Stop - Every Rainy Day(タイ)
1999年の設立以来、タイのバンコクを拠点に洗練されたポップ・サウンドを国外にも伝え、一時期は「バンコクの渋谷系レーベル」としても日本でも知られたSmall Room(2008年にはフリッパーズギターのトリビュート・アルバムも作られた)。現在は音楽性の幅も広げており、リッチマン・トーイやタトゥー・カラーなどの人気バンドが所属。このサマー・ストップもそんなSmall Roomの所属バンドで、夏にぴったりの爽やかなポップ・サウンドを届けてくれます。これもまた、日々進化を続ける巨大都市バンコクの「現在の音」。
PV:https://www.youtube.com/watch?v=WAV_PuHK9Pg
●アジアの「今」をご紹介する「Asian Hotline」
新番組特派員の神谷千里(ちさと)さんが初登場です!インドネシアのジャワ島からのレポート。
日本にインドネシアのアーティストを招聘したことをきっかけに、今度は彼らの生活文化に触れたいと思ってインドネシアに住むことに。日本の伝統芸能とは違い、住宅地の半屋外のようなところで大音響を鳴らしながら、伝統芸術の影絵を演ずるような文化観は日本とは全然違っているそうです。
まずますインドネシアに魅了されている神谷さん。今後も番組に出て頂きますのでお楽しみに。
ご紹介頂いた曲は
ガンサデワ / ホームランド
●番組が注目する「アジアなひと」をお招きする「Asian Conscious(エイジアン コンシャス)」
バリ舞踊のダンサー 小谷野哲郎さん
インドネシアのガムランは、例えば若い人が「モテタイからガムランをやる」というくらいで、今も生きている芸能。
一方で、今も生きている芸能であるが故に、新しいものを取り入れすぎて大事な要素が失われてしまっているんではないかと懸念小谷野さんは懸念されています。そこで小谷野さんは、ご自身の表現活動とは別に、バリの伝統芸能を守る活動をされています。
小谷野さんが最近支援しているのはティルタ・サリという楽団。バリ舞踊の代名詞で、今やたくさんの観光客に観られいる「レゴン舞踊」の「完全版」をやっているとのこと。
バリの伝統舞踊の中で、ツーリストに、よく知られているのはレゴン舞踏ですが、その多くは短縮版で、最近では完全版に触れる機会そのものが少なくなっているそうです。
紹介していただいた曲は ティツタ・サリ の「レゴン・ラッサム」。
レゴン舞踊の中でも最もポピュラーな演目だそうです。
インドネシアには様々な観光スポットがありますが、バリ島のこういった舞踊や芸能に触れるために、是非現地に直接足を運んでこうした芸能に触れてほしいというメッセージをいただきました。心の奥底にあるものと響きあうバリ舞踊、次のお休みにいかがでしょうか?
【MAU LISTEN TO THE EARTH】2015年8月26日 22:20