林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

9/26(日) 『音楽療法』の極意

先週、森平先生が教えてくださった『音楽療法』について
今週は、さらに掘り下げて伺いました。

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『音楽療法』は、クラシック音楽を聴いて、3つの方向に
注意を向ける。

① 音楽そのもの
② 体の感覚
③ 浮かんでくる考え、気分など心の中

この3つの方向に注意を向ける訓練をしていると
「今、自分は?」と、その時々の<ありのままの自分>に
気づけるようになる、ということです。


先週、森平先生が 『音楽療法は、音楽を使った≪禅≫』 と
おっしゃったことについて、

正蔵さんが『座禅をするとき、どうしても雑念が浮かんで
なかなか"無"の状態にならないのだけど・・・』と言うと

森平先生は『"無"にしようとするから"無"にならない。
雑念は、やめようとすればするほど強くなるもの』

だから、

『浮かんでくることを受けとめ通り過ぎさせる。
自分の中で起こっていることを、ありのままに受け入れて
受け流す。それを続けることで(自分はどうすればいいか)
最善の対処方法を考えることができる』


___という≪音楽療法の極意≫を教えて下さいました。


___起こっていることを受け入れて、受け流す。
   それを続けることで、最善の対処方法に気付く___


これは、良いことを教わりました。


ちなみに、『音楽療法』に使う音楽は、クラシックでも、
オペラなど歌詞のないもの。眠気を誘うような単調なものでなく
いろいろな種類の楽器が使われているものがよい、とのこと
でした。

曲は何でもよいのですが、あえて先生にお勧めの曲を伺うと

【モーツァルトの協奏曲】第2楽章
(先週、私たちが聴いたもので、ゆったりした曲)

次に聴くとしたら、その第3楽章(明るくアップテンポの曲)

そして、そのあとは、ベートーベンの交響曲やブラームス、
ドボルザークなど、曲調が重厚で盛り上がるものがよい__
とのことでした。

音楽を聴く時間は、いつでもよいのですが、
特に不眠に悩む方は、寝る前にやると、効果てきめん。
グッスリ眠れるそうですよ!

早速、試してみましょうか?


【今日の一曲】

セイリング / ロッド・スチュワート 


番組日記 | 2010年9月26日 08:00

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