林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

8/1(日) 理科離れ

「理系」の学生の数が年々減っているそうです。
正蔵さんも、私も、物理学、化学と聞くと、反射的に
難しい、わからない、と思ってしまう苦手意識がありますが、
たいていの人がそういう傾向にあるんだそうです。

一体、なぜでしょう?

小林先生は、小学生の頃の授業を想い出してみて!と
おっしゃいました。
子供の頃の「理科」の授業は楽しかったでしょ?実験を
やったり、昆虫採集をしたり、模型飛行機を飛ばしたり・・・・。
それが、いつ頃から「理科」が面白くなくなったか____
そう、高校の授業のあたり____
公式、数式、化学式に方程式、やたらと覚えなくてはならないこと
が沢山出てきて、実験などどこかへ追いやられてしまった____
それが、『理科離れ』に大きく影響しているのではないか、と
おっしゃいます。

kobayasi3.jpg 

小林先生は生徒を教える先生の側にも問題がある、と指摘します。
たとえば、小学校の先生は『文系』の教育学部出身で、
≪真の理科≫を学んでいないため「理科」を楽しいものと
捉えていない先生が多いんじゃないか・・・と。

生徒に「理科」の楽しさ、面白さを伝えるためには
まず、先生を『理科好き』にしないといけない。
たしかにこれは、『理科離れ』を防ぐ重要なポイントに
思えてきました。


【今日の一曲】
スイート・ドリームス / ユーリズミックス


番組日記 | 2010年8月 1日 08:00

≪ 7/25(日) 失敗は成功の母 | 番組日記 一覧 | 8/8(日) お友だちになりたい! ≫

Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.