林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

7/11(日) <お茶は総合芸術>

プルチョウ順子(よしこ)先生は、とっても華やか。
スタジオににこやかに入ってこられると、パ~ッと
まわりが明るくなります。
先生は、鮮やかな若草色のスーツ。
正蔵さんは黄色のTシャツ。私はピンクのTシャツ。
スタジオは、春の花が咲いたようになりました。

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留学生を対象に英語で茶道を教えることを通じて、日本の文化を
幅広く教えていらっしゃるプルチョウ順子先生。
英語で「茶道」を教えるときに、説明するのに難しい「言葉」とか
「作法」はありますか?と伺うと_____

体を通して覚えていくのが『道(どう)』だと思う、
「茶道」は、動いて覚えることが大切_____

とお答えくださいました。

確かに、そうですね。私たち日本人も、「わび・さび」の心など、
小さいときに言葉で説明を受けたものではありませんでした。
生活をする中で、「わび」「さび」とは、こういうものなのか、と
体と心で理解してきたように思います。

また、プルチョウ先生は、『お茶は五感に訴える総合芸術』とも
おっしゃいました。
見て、聴いて、香りをかいで、味わって、触って、
そうして<心に感じる>ものが、「茶道」なんですね。
何てすばらしいんでしょ。

お茶を点てて、「松風の音」を聴き、静かな時間に身を浸す__
そんな心洗われるひとときを過ごすのはいいものだなぁ、と
先生のお話を聞いて思いました。

 

【今日の1曲】

フェイム / アイリーン・キャラ

 


番組日記 | 2010年7月11日 08:00

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