7月23日(日)ライフとワークの主人公
今週は、
城西国際大学 観光学部 助教、
山本 剛(やまもと・つよし)先生の授業でした。
旅行会社で勤務されたご経験があり、
以前、番組にご出演くださいました于 航先生と一緒に研究を進めていらっしゃる
山本先生。
ご専門であるクラブツーリズムや公共交通と観光について、
入門のお話を聞かせていただきました。
冒頭、はからずも盛り上がったのが、
正蔵師匠も移動中、たびたび見かけるという
添乗員さんへのクレーム&リクエストに関するエピソード。
よくあるものとしては、
座席や弁当が気に入らないとか、
咲いているはずの花が、まだ咲いていない、など。
こうした数々の場面において、マニュアルは存在せず、
お客様と向き合うことで乗り越えてきたと、
山本先生は仰います。
「私の座席は、どうして、富士山が見えないの?」と言う客には、
「帰りは見えるお席にしましょう!」と応じ、
「桜、咲いてると思ってきたのに!」と言う客には、
「来年、またぜひ来ましょう!」と。
さらに、
「パンフレットの蟹と違う!夕食、食べない!」と言う客には、
一緒にお茶を飲んで、話すことから始め、
夕食を共にされたとのこと。
山本先生の中にある、
「お客さんに喜んでいただきたい」という真心が
一番大切なのはもちろん、
逃げず、かわさず、向き合うこと、
願いをかなえる努力をする姿勢こそが、
あらゆるお仕事、人間関係に共通することのような気がしています。
そして、先生が仰る、
ライスワーク(生活の為の仕事)と
ライクワーク、ライフワーク(天性の仕事、やるべき仕事)との違い。
仕事も人生も、
100%良いことばかりではないものですが、
どこを好きになるか、
どこに納得して取り組むか、という考え方次第で、
光り輝くものにできる。
主人公は、やはり、自分自身なんですね。
石川真紀
番組日記 | 2017年7月23日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
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