2月12日(日)話すこと、支え合うこと
今週も、
城西国際大学 福祉総合学部 助教、
大内善広(おおうち・よしひろ)先生の授業。
今回は、
正蔵師匠ご自身の心境の変化から、
お話が始まりました。
以前は、他者と比較して、勝ち負けや褒賞を気にすることもあったそうですが、
今は、
「 自分は自分。
自分が良いと思えるものになれば、
例え、
100人のうち、自分を評価してくれる人が1人~2人だったとしても、満足」
だと思えるようになったとのこと。
これを受けて、
大内先生も、「 良い考え方 」と賛同されていました。
そして、人と話すことの大切さについても解説。
心が折れても、自暴自棄にならない為に、
自分自身を支える機能を持ち、
話しているうちに心が整理されるという、
大きな意味があるようです。
話し相手の具体的なアドバイスは、あくまでも補助的なものと考えられ、
日常生活においては、
必ずしも専門家でなく、ごく一般的な話し相手が好ましいのだそうです。
親しい友人と話していると、
心が通うことの素晴らしさこそ、
生命の光であることに気づきます。
育った環境も、見聞きしてきたことも違うはずなのに、
様々な事象について共感したり、
価値観の近さを感じられるのは、まさに奇跡。
同じ時代を共有する者同士、
喜怒哀楽を分け合い、寄り添いながら、
言葉や振る舞いを通じて支え合っていられる ―
お互いに、そうした実感さえあれば、
人の心理も行動も、より良い方向に働き、
ひいては、争いも悲しみも、なくなる・・・んですよね。
石川真紀
番組日記 | 2017年2月12日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
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