1月8日(日)カラダからの手紙
今週は、
城西大学 薬学部 教授、
太田昌一郎(おおた・しょういちろう)先生の授業でした。
臨床病理学がご専門で、
泌尿器科の医師でもいらっしゃる先生に、
今回は、基本に立ち返って 「 尿の不思議 」をテーマに
お話しいただきました。
子どもの頃、トイレの訓練で使われる「 シー 」という擬音語や、
水が流れる音を聞くと、
大人になった今でも、トイレに行きたくなる不思議・・・。
緊張するとトイレに行きたくなったり、
授業や舞台上演中、トイレに行きたくなること、あるものですが、
我慢しないで、途中でトイレに行ってもいいのだと言ってもらえたり、
そう思い込むことで安心感を覚えると、
意外と急を要する事態にならない不思議・・・。
尿意・便意に、精神面が反映する現実を、
誰しも実感していることでしょう。
先生のお話を伺っていて、改めて自覚したのが、
排泄と血圧の関係。
我慢したり、力んだりすると、血圧が上がる傾向にあるものの、
排泄後は戻ったり、正常値に近い値になるのだとか。
お手洗いで「 スッキリする、安心する 」といった心持ちが、
決して感覚的なものだけでなく、科学的に裏付けられていると知り、
生理現象、調節機能の高度さに、今更ながら感心しております。
お話の冒頭、はからずも編み出した
「 尿は、身体の状況を知らせてくれるお手紙 」という表現。
生命があるということは、代謝が行われるということであり、
栄養の摂取と排泄を繰り返しながら維持されるのが、生命であることを思い、
そうした営みを、当たり前のように、静かに続けていてくれる我が身を
愛おしく思う年初です。
石川真紀
番組日記 | 2017年1月 8日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
- 2017年1月 (4)
- 2016年12月 (6)
- 2016年11月 (6)
- 2016年10月 (7)
- 2016年9月 (7)
- 2016年8月 (6)
- 2016年7月 (7)
- 2016年6月 (6)
- 2016年5月 (7)
- 2016年4月 (6)
- 2016年3月 (6)
- 2016年2月 (7)
- 2016年1月 (6)
- 2015年12月 (6)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (6)
- 2015年9月 (5)
- 2015年8月 (8)
- 2015年7月 (6)
- 2015年6月 (7)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (6)
- 2015年3月 (7)
- 2015年2月 (5)
- 2015年1月 (6)
- 2014年12月 (7)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (6)
- 2014年9月 (6)
- 2014年8月 (7)
- 2014年7月 (6)
- 2014年6月 (8)
- 2014年5月 (5)
- 2014年4月 (6)
- 2014年3月 (7)
- 2014年2月 (6)
- 2014年1月 (7)
- 2013年12月 (8)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (6)
- 2013年9月 (7)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (10)
- 2013年6月 (7)
- 2013年5月 (6)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (7)
- 2013年2月 (6)
- 2013年1月 (6)
- 2012年12月 (9)
- 2012年11月 (6)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (7)
- 2012年8月 (6)
- 2012年7月 (8)
- 2012年6月 (6)
- 2012年5月 (6)
- 2012年4月 (7)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (8)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (7)
- 2011年9月 (6)
- 2011年8月 (7)
- 2011年7月 (7)
- 2011年6月 (6)
- 2011年5月 (7)
- 2011年4月 (6)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (6)
- 2011年1月 (6)
- 2010年12月 (7)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (7)
- 2010年9月 (6)
- 2010年8月 (8)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (6)
- 2010年5月 (7)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (2)