林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

3月24日(日)笑・話・歌

今週も、

城西国際大学 看護学部 准教授、

和野千枝子(わの・ちえこ)先生の授業。


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先週に引き続き、

高齢化や重篤な疾患に伴って発症する可能性のある

嚥下機能障害について教えていただきました。


微熱が続いたり、痩せたり、

食べこぼしが多くなったら、注意が必要。

また、カステラなど、今までは好物だったのに、

食べられなくなる食品が増えてきたら、

飲み込みにくくなっている表れなのだそうです。


スタジオでは、健口くん ( けんこうくん ) という専用の器械を使って、

「 パ、タ、カ 」 の音をそれぞれ5秒間に何回言えるか、

正蔵師匠と、師匠のマネージャー・坪内さん、石川でテストしてみました。

いずれの音も、食べ物を飲み込む時の舌の位置と同じで、

繰り返し速く、正確に発音できることが、

正常と判断できる1つの目安になるそうです。


誤嚥の予防法として推奨されるのが、

1.笑う、話す、歌う

2.口腔ケア

この2つ。


笑ったり、話したり、歌ったりすることは、

口の周りや、ノドの筋肉を使っているということ。


そして、歯みがきのタイミングとしては、

虫歯・歯周病予防の為には、食後すぐ、

誤嚥性肺炎予防の為には、寝る前と朝起きてすぐが、

良いのだそうです。


自分自身の日常生活を点検してみるのはもちろん、

家族や友人など、身近な人たちの行動にも、

お互い、気を配っていたいものです。

                石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】

    
  Read My Mind / Sweetbox


番組日記 | 2013年3月24日 08:00

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