8/29(日) 理想の新人教育は?
今日は、杵渕先生に、「新人教育」はどうすればいいか
主に伺いました。
先週、先生から≪大きな耳を持つこと≫とアドバイスされた
正蔵さん、
『早速、弟子たちの話をいろいろ聞いてみたけど、それぞれの
立場で意見が違うんですよ。十人十色バラバラ。
話を聞いた結果、<オレについて来い!>では、駄目ですか』
と先生に質問しました。
≪上から目線は、ダメ!≫
先生、ズバッとお答えになりました。
「オレについて来い!」的なリーダーは、過去に失敗例がある
のは明らか。今は、部下のレベルまで降りていかなければダメだと
おっしゃいました。
また、正蔵さんが、
『こんな人教育してもどうにもならないっていう、やる気のない
社員がどこでもいますよね。こういう場合、どうしますか?』
と質問すると、やる気のない新入社員は仕事に対する
「モチベーション」がないので、まず、≪情報を与えること≫。
今、自分がやっている仕事は、会社の中でどういう意味を持って
いるのか?小さな歯車の1つのように見える仕事は、全体の中の
どの部分なのか、説明することが大事だといいます。
なるほど、ただ闇雲に「この仕事をやれ!」と言われるより、
それが、全体の中で、どのような意味を持っているか理解すると
やる気も出ますネ。
さらに、仕事は≪失敗から学ぶ≫ものなので、
どんどん仕事をさせ、失敗から学び取らせること。
また、仕事は≪模倣で覚える≫ところがあるので、
新人がなかなか育ってこないとしたら、「自分が模倣されるべき
先輩たりえないのだ」と、自分に反省の目を向けた方がいい、と
厳しいご指摘がありました。
『見習いたい先輩が職場にいない新人は、不幸だ!』という
先生の言葉に、私は、
後輩が、見習いたいと思う先輩でなくて悪かったなぁ、と
今さらながら遅い反省をしました。
2週にわたり、含蓄のあるお話を
杵渕先生ありがとうございました。
【今日の一曲】
ロスト・イン・ユア・アイズ / デビー・ギブソン
番組日記 | 2010年8月29日 10:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
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