6月11日(日)忌まわしいモノたち
今週は、
城西大学 薬学部 助教、
浦野重之(うらの・しげゆき)先生の授業でした。
現在は、化学を専門に教えていらっしゃる先生に、
陸上自衛官として勤務されていた頃の経験談と、
そうしたご経験をもとに、昨今起きた化学兵器関連の事件について、
ご所感を語っていただきました。
浦野先生がお勤めされていた陸上自衛隊の化学科職種は、
総勢15万人にのぼる陸上自衛官の中でも最小規模とされる
1000人ほどの組織とのこと。
放射性物質や薬品などで汚染された地域を偵察・検知し、
汚染された人員・装備品等の除染を行うという、重要な任務。
多様な化学兵器からの防護を想定した訓練施設は、日本国内にはなく、
国土が狭小であることなどから、
そもそも日本には専門設備を構えることが困難な為、
欧米にある安全管理がきちんとされた施設に
研修で出向くことがあるのだそう。
専門家として、自衛官として、自信をつける意味でも、
実際に訓練を行うことが大切なのだと仰います。
化学兵器や、原子力、細菌兵器、コンピューターのウイルス...
自分自身は持ってもいないし、使う可能性のないものであっても、
他者によって巻き込まれ、被害を受けることのある現代。
個人同士でも、国家間でも、こうした相関図が成り立つ可能性があります。
人類によって、
後進が気づいた時には既に生み出され、存在してしまっていた忌まわしいモノたちに、
正義感をもって立ち向かうことができるのも、また人類。
人である以上、決して使い方を誤りたくないモノが、
今の世の中には、溢れています。
石川真紀
【 ON AIR MUSIC 】
Hold The Line / TOTO
番組日記 | 2017年6月11日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
- 2017年6月 (4)
- 2017年5月 (6)
- 2017年4月 (7)
- 2017年3月 (5)
- 2017年2月 (5)
- 2017年1月 (8)
- 2016年12月 (6)
- 2016年11月 (6)
- 2016年10月 (7)
- 2016年9月 (7)
- 2016年8月 (6)
- 2016年7月 (7)
- 2016年6月 (6)
- 2016年5月 (7)
- 2016年4月 (6)
- 2016年3月 (6)
- 2016年2月 (7)
- 2016年1月 (6)
- 2015年12月 (6)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (6)
- 2015年9月 (5)
- 2015年8月 (8)
- 2015年7月 (6)
- 2015年6月 (7)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (6)
- 2015年3月 (7)
- 2015年2月 (5)
- 2015年1月 (6)
- 2014年12月 (7)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (6)
- 2014年9月 (6)
- 2014年8月 (7)
- 2014年7月 (6)
- 2014年6月 (8)
- 2014年5月 (5)
- 2014年4月 (6)
- 2014年3月 (7)
- 2014年2月 (6)
- 2014年1月 (7)
- 2013年12月 (8)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (6)
- 2013年9月 (7)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (10)
- 2013年6月 (7)
- 2013年5月 (6)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (7)
- 2013年2月 (6)
- 2013年1月 (6)
- 2012年12月 (9)
- 2012年11月 (6)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (7)
- 2012年8月 (6)
- 2012年7月 (8)
- 2012年6月 (6)
- 2012年5月 (6)
- 2012年4月 (7)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (8)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (7)
- 2011年9月 (6)
- 2011年8月 (7)
- 2011年7月 (7)
- 2011年6月 (6)
- 2011年5月 (7)
- 2011年4月 (6)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (6)
- 2011年1月 (6)
- 2010年12月 (7)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (7)
- 2010年9月 (6)
- 2010年8月 (8)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (6)
- 2010年5月 (7)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (2)