林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

2月3日(日)筆の力

今週は、

城西短期大学 ビジネス総合学科 客員教授、

長谷川 啓(はせがわ・けい)先生の授業でした。

 

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今回取り上げていただいたのは、

明治から平成まで、

激動の日本を生き抜いたプロレタリア文学の女流作家、

佐多稲子。


「キャラメル工場から」

「くれなゐ」

「素足の娘」

「女の宿」

「樹影」

「時に佇つ」

「夏の栞」など、代表作を挙げながら、

佐多稲子という人物の切なる思いを解説していただきました。


公私共に、困難な時代を駆け抜けた1人の女性の足跡。

当時の彼女が訴えた世直しへの思いが、

時を超えてなお受け継がれ、

未だ道半ばという現状を、

筆者本人は、どのような思いで天から眺め、

また、後の世に、どのようなメッセージを遺したかったのでしょう。

 


後世に語り継がれる文学という形式、

そして、

筆の持つ計り知れない力に、

学ぶことは尽きません。


                石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】

    
  Layla / Derek and the Dominos


番組日記 | 2013年2月 3日 08:00

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