1月5日(日)伝統、そして家族
新年、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いします。
今年最初の放送は、
城西国際大学 看護学部 准教授、
坂下貴子(さかした・たかこ)先生の授業でした。
重症度の高い患者さんが対象となる
第3次救急救命医療の現場で勤務されたご経験があり、
基礎看護学がご専門の先生に、
医療の道を志すようになった経緯と、
看護の現場で
日々、お感じになることなどを伺いました。
優しさの中に芯の強さが滲む先生は、
ご自身でも比較的のんびりとした性格ゆえ、
当初、
救急救命医療の現場は向いていないのでは、と
思っていたと振り返ります。
やがて、現場でのご経験を積み重ねるに連れ、
「 違う自分も居たことに気づいた 」 のだそうです。
滅多にないアクシデントやトラブルによって、
自分の底力を実感することもありますが、
同僚や家族など、
身近な存在と営む日常で生まれる ' 変化 ' は
歴史の上に成り立っている強みがあるような気がしています。
正蔵師匠と番組をご一緒するようになって3度目のお正月。
根岸・林家の皆さんのように、
元旦から全員が集まり挨拶を交わすご一門は
年々、少なくなっているそうです。
女将さんを始めとするご一門の逸話を数々伺うにつけ、
大家族で生活することの意義や、
落語という伝統芸能の礎を垣間見ています。
寝食を共にするということは、
結果的に、
煩わしさよりも幸福感が勝るもの。
体調の異変や自分自身も知らない一面に気づいたり、
気づかせてもらったり、
あるいは、
正常な判断ができなくなくなってしまった時に
助け合ったり。
まさかの時、ふとした変化や大切な一次情報を伝達する為にも、
伝統と家族が脈々と守られてきたのかもしれません。
石川真紀
【 ON AIR MUSIC 】
あふれる想い(Rush Rush) / Paula Abdul
番組日記 | 2014年1月 5日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (7)
- 2016年9月 (7)
- 2016年8月 (6)
- 2016年7月 (7)
- 2016年6月 (6)
- 2016年5月 (7)
- 2016年4月 (6)
- 2016年3月 (6)
- 2016年2月 (7)
- 2016年1月 (6)
- 2015年12月 (6)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (6)
- 2015年9月 (5)
- 2015年8月 (8)
- 2015年7月 (6)
- 2015年6月 (7)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (6)
- 2015年3月 (7)
- 2015年2月 (5)
- 2015年1月 (6)
- 2014年12月 (7)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (6)
- 2014年9月 (6)
- 2014年8月 (7)
- 2014年7月 (6)
- 2014年6月 (8)
- 2014年5月 (5)
- 2014年4月 (6)
- 2014年3月 (7)
- 2014年2月 (6)
- 2014年1月 (7)
- 2013年12月 (8)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (6)
- 2013年9月 (7)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (10)
- 2013年6月 (7)
- 2013年5月 (6)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (7)
- 2013年2月 (6)
- 2013年1月 (6)
- 2012年12月 (9)
- 2012年11月 (6)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (7)
- 2012年8月 (6)
- 2012年7月 (8)
- 2012年6月 (6)
- 2012年5月 (6)
- 2012年4月 (7)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (8)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (7)
- 2011年9月 (6)
- 2011年8月 (7)
- 2011年7月 (7)
- 2011年6月 (6)
- 2011年5月 (7)
- 2011年4月 (6)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (6)
- 2011年1月 (6)
- 2010年12月 (7)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (7)
- 2010年9月 (6)
- 2010年8月 (8)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (6)
- 2010年5月 (7)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (2)