林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

12月24日(日)満たされない思いの先に

今週は、

城西大学 男子駅伝部コーチ、

五十嵐 真悟(いがらし・しんご)先生の授業でした。

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五十嵐コーチは、

ふるさと新潟の高校生だった頃、

当時の平塚監督にスカウトされて進学。

城西大学の卒業生にして、

箱根駅伝の8区を走った経験がおありとのことで、

陸上競技・長距離走への思いと、

学生時代の暮らしについて語っていただきました。


陸上競技との出会いは、小学4年生の時。

当初は、短距離を走りながら、陸上一筋の人生を歩み始め、

中学3年生で、長距離へ転向。

駆り出されたことをきっかけに走ってみて、

「向いている」と感じたこと、

そして、健康状態や気象、勝負の駆け引きなど、

様々な条件が関わる面白みが、

長距離競技に在ると仰います。


お話の後半は、寮生活について。

男子駅伝部の学生寮は、1部屋に2人ずつ、

上級生も下級生とペアになって暮らすのが伝統なのだそう。

私も、学生時代、女子学生会館という

様々な大学に通う女子学生向けの寮に、4年生の夏まで住んでいたもので、

食堂、門限、ホームシックといった単語の1つ1つに、

甘酸っぱい思い出が蘇ります。


一般的に、18歳で進学・入寮し、

苦楽を共にしながら、同じ目標に向かって勤しむ駅伝部の皆さん。

思うようにいかないこと、

挫けること、

迷うこと、

結果に結びつかないこと、

好きな人と逢えないこと...

満たされない思いも多いことでしょう。

でも、信じて1つの道を歩み、

積み重ねるものの大きさは、計り知れません。

きっと将来の糧となる今、

かけがえのない学生生活を作り上げていっていただきたいと思います。

                      石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Driving Home for Christmas / Chris Rea


番組日記 | 2017年12月24日 08:00

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