11月19日(日)不慣れからの進化
今週も、
城西国際大学 メディア学部 教授、
宮田佳代子(みやた・かよこ)先生の授業。
今回は、
会話力と、インターネット・SNSの普及による問題点をテーマに、
お話しいただきました。
宮田先生が、学生さんたちの接する際、念頭に置いていらっしゃるのが、
国語とコミュニケーションの違い。
国語は学校で勉強するものの、
コミュニケーションを習う機会は、
まずありません。
かつては、例えば、
暇があると母親や、きょうだい、近所の人たちと
会話したり遊んだりしながら、
自分も話すし、
相手の話も聞く、
双方向の意思疎通を自然に身に着けることが出来ましたが、
インターネットやSNSが普及し、
幼い頃から、ネット環境が整っている生活基盤に暮らすことで、
相手の言動や表情を見ながら、意志疎通することに慣れないまま、
成長し、社会人になるケースが少なくないようです。
私たち年長者が、
自分たちなりに苦労しながら、技術革新に対応しようとしているように、
お若い世代も、やり方さえ会得すれば、
上手にコミュニケーションされるもの。
欠落しているということではなく、
ふれる機会が少なかっただけで、
コミュニケーションをめぐる事例も、
多様性を受け入れながら共生を目指す現代を構成する、大きな要素。
スマートフォンも大切ですが、
プラス、身近な生身の人との距離感も、
うまくとりながら暮らせるようになれば、
不要なトラブルを生まずに済むはずです。
宮田先生の教え子の皆さんにも、
留学生が多くいらっしゃるとのことですが、
夢や憧れを抱いて日本に来てくださる方々が、
幻滅することなく、
よい時間を重ねながら、
日本の魅力を、さらに感じてくださいますよう・・・
石川真紀
番組日記 | 2017年11月19日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
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