林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

5月25日(日)無意識から、'有意識'へ

今週は、

城西大学 薬学部 教授、

松本明世(まつもと・あきよ)先生の授業でした。

20140525-1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康診断や人間ドックの結果を見聞きすることの多いこの時期、

特に気になる

中性脂肪やコレステロール、メタボリックシンドロームについて

教えていただきました。

 

中高年の年代に差し掛かると、

以前に比べて運動量が減少し、

中性脂肪が高くなりがち。

適正なお酒の量、摂取カロリーなどは、

病にかかるリスクと併せて考える必要があり、

個人差もありますので、

かかりつけの医療機関や管理栄養士と相談の上、

健康的な生活を心がけることが大切とのことです。

 

そして、不足しがちな運動について。

日常生活を送る中で、

例えば、駅の階段や街中の移動など、

歩くことが多い場合も、

考え事をしながら、とか、漫然と、惰性で歩くのではなく、

意識して歩くことで

余分なカロリーを燃やしてくれるようになるそう。

良い姿勢を保ち、

どこの筋肉を使ってるか意識しながら歩くこと。

私もさっそく、始めてみようと思います。

 

来週は、実際に試作中の地産品を使った食品について、

松本先生がご紹介くださる予定です。

                 石川真紀


番組日記 | 2014年5月25日 08:00

5/25・6/1(日)のゲストの先生は・・・

城西大学 薬学部

教授  松本 明世(まつもと・あきよ)先生

DSC08644.JPG

先生は、脂質代謝について研究をされています。

中性脂肪・・・健康診断で、コレステロール値が高いと言われたことはありませんか?

私たちは何に気をつけたら良いのでしょう??

 

素朴な疑問にお答えいただきたいと思います。

 


| 2014年5月20日 14:26

5月11日(日)発想の羽ばたき

今週は、

城西国際大学 メディア学部 准教授、

中嶋正夫(なかじま・まさお)先生の授業でした。

 20140511-1.jpg


 

 

 

 

 

 

 

 

先生のご専門分野から、

今回は入門編として ' アプリ ' についてお話しいただきました。

私たちにとって馴染みの深いアプリと言いますと、

ゲームなど、スマートフォンのアプリ。

アプリ、とは、プログラミング言語によって作成した応用ソフト、

アプリケーションの略称で、

加速度センサーなど様々な機能を組み合わせて作成しているのだそうです。


このうちメディア学部で展開しているのは、

アプリを作成する際の機能の組み合わせ、応用の仕方について。

究極的には工学系の専門知識がなかったとしても、

発想、提案、コマンドが可能で、

アイディア次第で新たな展開が期待できる分野だということです。


興味深いのは、発想の傾向がマーケティングと連動している点。

例えば「人生ゲーム」に大学4年間の出来事を盛り込むというように、

既存の商品について、新たな着眼点をプラスすることで、

ターゲットを絞って需要を掘り起こす考え方は、

アプリに限らず、多様な商品・サービスで採用されています。


実現可能な範囲で発想しようとするのではなく、

まずは、こんなことが出来たらいいな~と、自由に発想することから、

機能の組み合わせや方法を模索することが大切。

ある特定の分野が、

社会に通じる要素を多々持ち合わせていることを再認識した授業でした。

                  石川真紀


番組日記 | 2014年5月11日 08:00

5/11・18(日)のゲストの先生は・・・

城西国際大学 メディア学部

准教授  中嶋 正夫(なかじま・まさお)先生

nakajima03.jpg

先生のご専門・研究は、知的教育支援システム、モバイルアプリケーション人口機能、マルチメディア教材など。

手軽に利用できるようになった、携帯ゲームですが、どんな機能が使われているのか??みなさん、考えたことありますか?

今回は、その仕組みやこれからの携帯電話のあり方などを伺ってみます。

 

もうすでに、携帯はどんどん小型化し、新しい形に変化していますよ!!


| 2014年5月 5日 08:00

5月4日(日)夢の社会へ

今週も、

城西大学 理学部 教授、

秋田素子(あきた・もとこ)先生の授業。

20140504-1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、

先生が現在取り組んでいらっしゃる最先端のご研究について、

わかりやすく解説していただきました。


現在、私たちが使用している電池・磁石は、いわゆる無機物。

金属製の為、固くて重く、黒っぽい色味ですが、

これを、有機物で作れるようになれば( = 有機ラジカル )、

柔らかく、軽く、透明の電池・磁石を作れるはず、というのが、

研究テーマの趣旨。


有機ラジカルは、既に研究室内では出来ているそうですが、

まだ低温下でしか作ることが出来ず、

また、安定化させることと併せて、

実用化に向けた課題が山積しているのだそうです。


印象深かったのが、

このご研究について語ってくださった秋田先生の一言、

「(実用化を)生きている間にやりたい」。


文科系、理科系を問わず、1つの学問、1つの研究テーマを追究するには、

予想を超えるほどの長い時間が必要で、

先達から受け継いだものを、自分の世代で出来る所まで進め、

出来なかった部分は次世代へ受け継がれることに。


誰かの役に立ちたい、という一念は、

距離も時空も超える、尊い思いなのだということを感じる一言でした。


やがて、時を経て ― 

有機ラジカルが実現した暁には、

衣服や携帯端末に太陽光パネルと充電池が組み込まれ、

1人1人が電力を自給自足しながら生活する夢のような社会を

実現出来るかも知れません。

                  石川真紀

【 ON AIR MUSIC 】
 
  Working Day And Night / Michael Jackson


番組日記 | 2014年5月 4日 08:00

Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.