4月27日(日)私も、あなたも、有機物
今週は、
城西大学 理学部 教授、
秋田素子(あきた・もとこ)先生の授業でした。
構造有機化学がご専門の先生に、
まずは、身近な物質を有機物と無機物に分類するところから、
導いていただきました。
有機物は、世の中に約9000万種類存在し、炭素を含むもの。
一方の無機物は、炭素を含まない為、
燃やしても焦げる( = 炭化する ) ことがありません。
水、金属、塩などは、無機物に分類されます。
分類を迷う例として、
例えば、お酒は、有機物であるアルコールと、無機物である水の混合物。
ダイヤモンドは、現代の分類では無機物、
琥珀は、宝石ですが古い樹脂が固まったものゆえ、無機物なのだそうです。
そして、意外でしたのが、
有機物を構成する元素が、わずか7つ程度であるということ。
炭素、水素、酸素のほか、
物質によって、窒素、リン、硫黄などを含むものがあり、
つまり、
同じ元素の組み合わせによって、多くの異なるものを構成しているのが、
有機物だということが分かりました。
地球上に存在する、約9000万種類の有機物。
人も、生き物も、お互いに同じ元素で構成されていると考えると、
悠久の歴史のうち、ごく一部を命のリレーで繋いでいる者同士、
もっと仲良く、尊重し合って共存・共生できる気がします。
石川真紀
番組日記 | 2014年4月27日 08:00
4/27・5/4(日)ゲストの先生は・・・
4月20日(日)買う側と、得る側
今週も、
城西国際大学 経済情報学部 教授、
早田巳代一(はやた・みよかず)先生の授業。
先週に引き続き、モノやサービスの値段・適正価格について、
身近な例をもとに考え方を教えていただきました。
例えば、自動販売機。
先入れ先出しゆえ、回転の良い所と、そうでない所の差があり、
消費者は、古いものを飲んでいると自覚すべきモノであるのだそうです。
続いて、道の駅や直売所で販売される農産物について。
先生曰く、「決して安くはない」。
情報交換しながら値段を決めていく対面販売が日本文化の原点である為で、
昨今、問題視されているコミュニケーション能力の欠如にも
影響していると考えられます。
そして、
モノの値段には、原材料、輸送コスト、人件費などの他、
設備・建造物にかかる、いわゆる箱モノコストが加算されているということ。
スーパーマーケットと百貨店の一番の違いは、この点で、
火災や損壊の可能性を考慮し、早めに減価償却する為に、
商品へ価格転嫁されているのだそうです。
お買い物は毎日のことですし、
じっくり比較検討する時間も、なかなか取りにくいものですが、
これからは、
特に資産価値や残存価格といった専門知識の重要度が増してくると考えますと、
消費者として買うだけでなく、
売る立場、供給者側の視点も併せ持ってみると、
視野が広がりそうです。
締めくくりに、
早田先生直伝、
家電量販店等の店頭で値段や製造年月日を訊ねる時のポイントを。
詰問口調や、高圧的な態度は禁物。
あくまでも低姿勢で、
そして、柔らかな口調で、笑顔で訊ねてみてください、とのことです。
石川真紀
番組日記 | 2014年4月20日 08:00
4月13日(日)適正価格
今週は、
城西国際大学 経営情報学部 教授、
早田巳代一(はやた・みよかず)先生の授業でした。
会計学、財務諸表論がご専門の先生に、
消費税増税前の駆け込み消費を振り返って解説していただきました。
故障に伴い、たまたま、
正蔵師匠はエアコンを、私は電子レンジを、
それぞれ増税前に新調することとなりましたが、
会計的な見地からご覧になると、
2月~3月にかけての市場価格は「高いな~」というのが
率直な感想なのだそうです。
春モデル、秋モデルといった新商品が発売される直前は、
大量仕入れによる割り戻しが行われる時期であり、
つまり、
在庫が放出される頃には価値が低下しているとのこと。
師匠と私が愕然としたのは、言うまでもありません。
売り手にとって特需の時期に、
扇動されるかのように購入するよりも、
割り戻しの恩恵を受けるには、しばらく待つのがオススメと、
先生は仰っていました。
そして、身近な商品・サービスの中から、
先生が適正価格と実感していらっしゃるモノとして
回転寿司を例に解説してくださいました。
業態として初登場した頃から随分と様変わりし、
今では、
回っているのは、あくまでも本物の見本品であり、
実際に食べるのは注文して、出来立てを、と、
システムの大転換が起きて久しい、回転寿司。
このシステムには、
対面販売であり、
商品・サービスの真価を見極めた上で対価を払って購入する、
日本本来の価値観が、今も健在なのだそうです。
溢れるほどの情報が存在する現代、
流されることなく、妥当な消費行動をとるには、
その商品・サービスを購入し、その後、使っている間も含めて、
ある程度、納得できていることが不可欠。
結果的には自分の決断を信じることで、
その商品・サービスを利用したことの楽しさや美味しさ、充実感を
倍増させることが出来るのかもしれません。
石川真紀
番組日記 | 2014年4月13日 08:00
4/13・20(日)のゲストの先生は・・・
4月6日(日)畑での実践授業
今週も、
城西大学 経済学部 准教授、
末永啓一郎(すえなが・けいいちろう)先生の授業。
今回は、地域活性化と学生さんたちの能力育成を目的として進める
休耕地活用プロジェクトについて、
実践報告を交えてご講義いただきました。
末永先生と共に登場してくださったのが、
3年生の小林さんと保坂さん。
硬質小麦・ハナマンテンを栽培・収穫し、
坂戸担担麺として各店舗で販売される過程を
実践的に学んでいらっしゃいます。
経済開発論の授業の一環として
先生からある日突然、
「来週は、農作業を行います。」と言われ、
導かれるまま素直に歩んでいる学生さんたち。
始めのうちは、
慣れない畑作業に戸惑うこともあったようですが、
今ではすっかり、
PR用の黄色いTシャツが似合う健康的な表情を見せてくれています。
正蔵師匠から、「将来の目標は?」と問われ、
お2人とも、「まだ具体的にはない」と前置きしながらも、
保坂さんは「地域活性化に貢献したい。」、
小林さんは「プロジェクトを通して、こういう楽しみもあると気づけた。
向いている職業は、体験してみて分かる。」と実感。
教室・机上で学ぶことと同じように、
実体験として会得することの意義深さが証明されつつあります。
モノづくり、流通、消費行動 ―
一連の流れを通じて、
社会の仕組みを現実のものとして体験すると、
毎日の暮らしが、きっと豊かになり、
次のステップへ向けて、工夫したり、多角化したり、
向上のきかっけにもなることでしょう。
石川真紀
【 ON AIR MUSIC 】
Hold On Tight / Electric Light Orchestra
番組日記 | 2014年4月 6日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (7)
- 2016年9月 (7)
- 2016年8月 (6)
- 2016年7月 (7)
- 2016年6月 (6)
- 2016年5月 (7)
- 2016年4月 (6)
- 2016年3月 (6)
- 2016年2月 (7)
- 2016年1月 (6)
- 2015年12月 (6)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (6)
- 2015年9月 (5)
- 2015年8月 (8)
- 2015年7月 (6)
- 2015年6月 (7)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (6)
- 2015年3月 (7)
- 2015年2月 (5)
- 2015年1月 (6)
- 2014年12月 (7)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (6)
- 2014年9月 (6)
- 2014年8月 (7)
- 2014年7月 (6)
- 2014年6月 (8)
- 2014年5月 (5)
- 2014年4月 (6)
- 2014年3月 (7)
- 2014年2月 (6)
- 2014年1月 (7)
- 2013年12月 (8)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (6)
- 2013年9月 (7)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (10)
- 2013年6月 (7)
- 2013年5月 (6)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (7)
- 2013年2月 (6)
- 2013年1月 (6)
- 2012年12月 (9)
- 2012年11月 (6)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (7)
- 2012年8月 (6)
- 2012年7月 (8)
- 2012年6月 (6)
- 2012年5月 (6)
- 2012年4月 (7)
- 2012年3月 (6)
- 2012年2月 (6)
- 2012年1月 (8)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (7)
- 2011年9月 (6)
- 2011年8月 (7)
- 2011年7月 (7)
- 2011年6月 (6)
- 2011年5月 (7)
- 2011年4月 (6)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (6)
- 2011年1月 (6)
- 2010年12月 (7)
- 2010年11月 (6)
- 2010年10月 (7)
- 2010年9月 (6)
- 2010年8月 (8)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (6)
- 2010年5月 (7)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (2)