4/3・10(日)のゲストの先生は・・・
城西短期大学 ビジネス総合学科 教授 蓼沼 康子(たでぬま やすこ)先生
この番組には3度目のご出演です。
先生の研究分野は『文化人類学・民俗学・社会学』
昨年は、研究テーマでもある日本社会における婚出女性を中心に「結婚式から見る日本」についてお話を伺いました。
失われつつある伝統的日本文化、古きよき伝統社会の日本文化から今回はどんなお話が聞けるのでしょうか?
皆さま、お楽しみに。
今週のゲスト | 2011年3月28日 13:00
3/27(日) 先生、ご一緒にどうですか!?
先週に引き続き、今日のゲストは・・・・
「ちょっと、そこまで!」という感じで、ヒョイと飛行機に乗り
海外を飛び回って、おいしい物を食べるのがお仕事(チョット
言い過ぎですか?)というみんなの憧れ!いつも明るく朗らかな
鳥海高太朗先生です。
鳥海先生の今日前半のお話は、
旅慣れた人は格安航空会社(LCC)を利用する___
お得な旅のポイントは"こまめな情報収集"というものでした。
LCCと大手の航空会社の一番の違いは<値段(航空運賃)>
とにかく安い。
その代わりデメリットは、
・座席が狭く隣の人の肘があたる。
・通路側に座ると料理を運ぶカートが肘に当たる。
・荷物預けは1個目から有料
(機内持ち込みの手荷物は7kgまで無料)
・機内食は全て有料____など、いろいろありますが
飛行機は移動手段、と割り切る旅慣れた人にとっては
費用対効果バツグン。
LCCで飛行機代を抑え、現地では、先週ご紹介した
シンガポールの≪マリーナ・ベイ・サンズ≫など豪華なホテルに
泊まって、三ツ星レストランでお食事!など、いろいろと
<自由な旅の組み立て>ができるのがLCC利用のいい所
だそうです。
また、LCCを利用する人は費用を浮かせるのには徹底していて
たとえば鳥海先生が利用したエア・アジア・エックスでは、
機内食は全部有料でしたが、機内で一番の人気は
一杯170円~180円のメイド・イン・マレーシアのカップラーメン
だったそうです。
さて、番組の後半は____
今日、『サンデーユニバーシティー』最後の放送、という私に
鳥海先生が、ぜひ行ってみて下さい!と
"定年後のお勧め旅プラン"を提案して下さいました。
それは_____"ボラボラ島"____
南太平洋のタヒチから、さらに飛行機で50分のところにある
ボラボラ島。
実は、タヒチのボラボラ島は、いつか行ってみたいと、ずっと
思っていて、でも、そういう所は新婚旅行で行くものだと勝手に
あきらめていた私は、「先生!ボラボラ島!?お勧めですか!」と
つい興奮してしまいました。
鳥海先生によれば、ボラボラ島は、海のきれいさがすばらしい!
水上コテージに泊まれば、まわりの人はプライベートには
干渉しないし<1人だって平気>。
食事はルームサービス(カヌーで届けてくれる)だし、
水上コテージで人目を気にせず、ゆっくり本を読んだらいいと
優しいお言葉。
実は、鳥海先生の最初の海外旅行が"ボラボラ島"で、
とってもすばらしいところだったので
「僕も新婚旅行はボラボラ島って、思っているんですよ」
とのお話に、すかさず、正蔵さんが
「なら、どうでしょう?2人一緒に!」と水を向けると
先生は、
『ヒィ~ッ!ヒッ、ヒッ』と引きつり笑いで絶句。
固まってしまいました。
先生、大丈夫ですよ!冗談ですから。
でも、鳥海先生がお勧め下さった憧れの"ボラボラ島"
いつか、行ってみたいです。1人でも勇気を出して____。
【今日の一曲】
カレンダー・ガール / ニール・セダカ
さて、最後になりましたが、皆さん、6年半にわたり聞いて
下さって、ありがとうございました。
正蔵さん!足を引っ張ってばかりのアシスタントでごめんなさい。
私は今日で卒業します。本当にお世話になりました。
番組が終わって、最後に、嬉しい≪サプライズ≫がありました。
番組の初めからお世話になった城西大学の鈴木さんや、廣告社の
水口さんはじめスタッフの皆さんが、「私の卒業式」をして
下さいました。
手作りの感謝状や抱えきれないほどの大きな花束を頂きました。
ゲストの鳥海先生からもおしゃれな花束を頂き、本当に思っても
いなかったことに、嬉しさと感激もひとしおでした。
ゲストでお越しくださった沢山の先生方、ためになるお話、
面白いお話をありがとうございました。
来週から、石川真紀アナウンサーにバトンタッチします。
ますます、いい番組になりますように!
皆さん、応援してくださいネ。
野中直子
番組日記 | 2011年3月27日 08:00
3/20(日) 行ってみたい!!
「東日本大震災」の被害にあわれた皆様、
心からお見舞い申し上げます。
今も、40万人近い皆様が、避難所で少ない食料を分け合い、
灯油不足で暖房も節約しながら、寒さに耐えていらっしゃると
聞いて胸が痛みます。
文化放送では、リスナーの皆さんに「義援金」を呼びかけ
今、多くの善意が届けられています。
日本中で応援しています。どうぞ力を落とさないで下さい。
被災者の皆さんが、一日も早く暖かい食べ物と、お風呂と、
暖房の利いた部屋と布団で、ゆっくり休めますように
心から願っています。
今日の放送は、「東日本大震災」の前に録音されたものです。
番組の冒頭でご紹介した
『東京・春・音楽祭ー東京のオペラの森2011』については、
3/18(金)開催予定が震災のため延期になり、
今日ご紹介した公演は中止と決まりました。
予定通り公演が開催されるものもありますので、詳しいことは
「東京・春・音楽祭実行委員会」 のホームページでご確認
下さい。
さて、今日の『林家正蔵のサンデーユニバーシティー』の
ゲストの先生は、もうすっかりおなじみになりました
いつも明るく朗らかな、城西国際大学の鳥海高太朗先生です。
先生は、羽田空港から楽に行けるオススメの海外旅行スポットを
いくつかご紹介下さいました。
鳥海先生は、去年10月羽田空港で国際線が復活してから
もう4回利用していて、そのご体験からまずお勧め下さったのが
深夜0時羽田発のロサンゼルス便。
飛行機に乗って、あとは寝るだけ。
機内の照明も最初から眠れるように暗くなっているので
すぐに熟睡。ロサンゼルスに着くのは夕方5時くらい。
着いてからちょっと食事をして、そのままぐっすり眠れば翌日は
<時差ボケ>なし!
これまでアメリカへいっぱい行っているけれど、
この深夜0時発の便が、体が一番ラクだった!!
とおっしゃってました。
≪これは、参考になりますネ≫
そして、今日、先生の"一押し"は、
LCC(格安航空会社)で行くシンガポールの旅_____
先生は、去年12月にLCCのエアアジアのマレーシア線
(羽田ークアラルンプール)が就航したのを記念して、
クアラルンプールまで片道5000円のチケットが発売されたのを
利用して、シンガポールまで行きました。
行きは、夜11時45分羽田発だったのでぐっすり眠りたい!と
エアアジアの<ビジネスクラス>を利用。エアアジアはLCCには
珍しくビジネスクラスがあって、座席はフルフラットのベッドに
なるもので赤と黒のツートンカラーでおしゃれ。
境目に仕切りがあるので隣に寝顔が見られなくて安心。
(ただし、料金は片道4万8000円)
羽田に戻ってくる便は午後2時クアラルンプール発10時羽田着で
寝る必要がないから狭い座席でもいい!と、片道5000円の
キャンペーンチケットを利用したということです。
さすが、先生!旅慣れています。
一番上左 行きのエアアジアのビジネスクラス
一番上右 先生が食べたワタリガニ
中・左 帰りのエアアジアのエコノミークラス
中・右 シンガポールの「マリナ・ベイ・サンズ」
鳥海先生がエアアジアを利用して行きたかった先はシンガポール!
クアラルンプールから乗り継いでシンガポールへ。
目的地は、この1年ずっと行きたいと思っていた
___"マリーナ・ベイ・サンズ"___
カジノ、シアター、ショッピングモールがある、
今人気絶大なリゾートです!!
3つの太い橋げたのようなビルの上に、飛行機の細長~い胴体の
ようなものがのっかている感じ。
このヒコーキのような、サーフボードのようなものが
"プール"なんだそうです。
正蔵さんも私も、思わず「キャ~ッ!!行ってみたい!!」と
声を上げてしまいました。
(ちなみに1泊3万5000円ナリ)
鳥海先生いわく、
『シンガポールのいいところは、
いろんな国の料理が食べられるので何日いてもアキナイ』
『治安もいいし、6~7時間で行ける。木曜深夜に羽田をたって
日曜の夜に帰ってくるスケジュールだと、金曜1日休むだけで
いい。』など、
シンガポールはいいこと尽くし。
往復の航空運賃を節約して"マリーナ・ベイ・サンズ"で豪華に
楽しむ、なんていうのもいいですネ。
今は、海外旅行なんて、ちょっと考えられない状況ですけど、
1日も早く被災地が復興して、日本全体が
「ちょっと旅でもしようか・・・」と明るい気持ちが湧いてくる
日が近いことを願ってやみません。
【今日の一曲】
スカイ・ハイ / ジグソー
番組日記 | 2011年3月20日 08:00
3/20・27(日)のゲストの先生は・・・
城西国際大学観光学部ウェルネスツーリズム学科 助手で
航空・旅行アナリストの鳥海高太郎(とりうみこうたろう)先生。
鳥海先生は、この番組には4回目のご出演です。
毎回先生のお話を聞くと、ウキウキワクワクしてきて
出不精の私も旅に出たくなります。
今回も楽しいお話、お得な情報満載。
ゴールデンウィークに海外旅行しようと思っている方、
参考になるお話がきっと聞けますよ!
旅慣れた方なら、すぐにも役立ちそう!
絶対、聞いてくださいね。
※ 3月13日は、「東日本大震災 報道特別番組」のため
この番組の放送を休止させていただきました。
今週のゲスト | 2011年3月17日 17:30
3/6(日) 世界に誇れる日本の"得意分野"
小林哲也先生は、183cmの長身。
濃紺の地に襟の縁に白いステッチの入ったお洒落なジャケットで
颯爽とスタジオに入って来られました。
小林先生のお話は、立て板に水。
こちらが聞きたいことに小気味いいほどに要領よく
ポンポンと答えて下さいます。
先生のご専門は「産業経済論」。
特に最近は「アジア経済論」を中心に教えていらっしゃるという
ことで、正蔵さんも私も聞きたいことがいっぱいありました。
まず、中国の目覚しい経済成長について。
このところアジアの国々の経済の伸びは著しく、特に中国は
2010年のGDP(国内総生産)が、ついに日本を抜いて
世界第2位に躍進するなど、日本を脅かす強力なライバルに
成長しました。
世界の中で経済大国といわれてきた日本の"元気"がなくなり
中国が勢いを増してきた中で、
これから日本はどうしたらいいのか、先生に伺うと________
先生は、きっぱりと
今、日本が"得意分野"と言われている所を伸ばすしかない!
___とのお答え。
たとえば"環境分野"
ハイブリッド自動車や電気自動車は、世界の中でも日本が一番
進んでいるので、その面でトップを走っていれば、
日本が世界の市場をとることができる、というのです。
さらに、
日本がこれまで得意としてきた技術を他国に真似されても
それを恐れることはない。
日本が、常に、新しい分野・新しい技術にトライして、これから
伸びていくだろう産業を発展させていくこと____
それこそが、今後 <日本の生きていく道>____とのご指摘に
日本の未来に明るい光が差したようで、なんだか"勇気"が湧いて
きました。
今、日本が一番の技術は、これから先も一番であり続けること。
同時に、得意分野、一番の技術にしがみつくことなく、
これから伸びていくであろう産業分野に着目して新しい技術に
どんどんチャレンジすること。
そんな先生のお話に、まるで、日本が
「前へ」「前へ」とゴールを目指しパスを出して走り続ける
サッカー選手のように思えてきました。
トップを走り続けるためには、若く躍動的でなくてはならない
んですネ。
殿様然とあぐらをかいていたのでは、置いてけぼりになってしまう
ということです。
でも、すべての面で一番であることはなく
『どこか1つの分野で、何かキラリと光る一番のもの』を
持てばよい、と先生はおっしゃいました。
"キラリと光る一番のもの"______それは、
日本にとっては、「環境分野」であり、今後は、
「老人介護・医療の分野」がそれにあたる、とのご指摘です。
公害問題で苦しんだ日本が、今、環境技術で世界の最先端を行く
ように、高齢化問題で苦しむ中から、日本は、
世界に誇れる"介護の在り方"介護のモデルを確立させ、
あとから「高齢化問題」で苦しむであろう中国や韓国の人々に
教えてあげる。
それが同時に"介護ビジネス"として発展していくことになる
のではないか____。
まさに、経済というものは、
"苦しみ"の中から活路を開いていくものなんですネ。
日本が<世界に誇れるもの><世界と勝負できるもの>
もうひとつあります。それは
"おもてなしの心" "接客サービス"
"おもてなしの心"は、これからもずっと世界のトップを切って
走りたいし、これなら、世界のどの国に真似されても大歓迎です。
今日は、小林先生のお話を聞いて
閉塞状況の日本もなかなか捨てたものじゃないぞ!
日本は世界に誇れるものがある!と、なんだか元気になりました。
先生、来週もよろしく!
番組日記 | 2011年3月 6日 08:00
林家正蔵 プロフィール
本名<海老名泰孝・えびなやすたか>
1962年12月東京根岸生まれ。
1978年4月
高校入学と同時に林家こぶ平として落語協会に所属。
1981年5月
二ッ目昇進。
1987年5月13日
真打試験合格。最年少で13人抜き昇進。
1989年3月18日
浅草芸能大賞 新人賞受賞。
1990年6月
国立花形演芸大賞古典落語金賞受賞。
2005年3月21日
九代 林家正蔵 襲名。
2005年9月
城西国際大学人文学部客員教授就任。
2005年12月
浅草芸能大賞 奨励賞 受賞。
【映画声優出演】
「うしろの正面だあれ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」など
【TVドラマ出演】
TVドラマ「天うらら」・「お美也」など
その他、TV番組司会などメディアに多数出演
【著書】
角川書店「お江戸週末散歩」
集英社「落語いってみよう、やってみよう」
岩崎書店「林家正蔵と読む落語の人びと、落語のくらし」など、他多数。
林家正蔵オフィシャルサイト「蔵の塩梅」 http://www.sanpeido.com/shozo/
石川 真紀(いしかわ まき)
文化放送アナウンサー
4月16日生まれ、秋田県出身。早稲田大学卒業、A型。
プロフィールページ http://www.joqr.co.jp/announcer/ishikawa.html
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