10月7日 ビートルズ グッド・カヴァー&バッド・カヴァーpart2
今週のゲストは、サンコンir.さん。
前回に引き続き、様々なビートルズ・ナンバーのカヴァーを集めてお送りしました。
*プレイリスト*
1)ミステリー・ツアー/キャメル
Mystery Tour / Camel
2)エリノア・リグビー/ブロンド・オン・ブロンド
Eleanor Rigby / Blonde On Blonde
3)ヘルプ/アンディ・エリソン Help / Andy Ellison
*以上3曲は、最近サンコンさんがゲットし、この特集のきっかけとなったコンピ盤。
「ルッキング・スルー・ア・グラス・オニオン」からのご紹介。
こちらのサイトの解説が詳しいです!
4)タックスマン/ビル・ワイマンズ・リズム・キングズ
Taxman / Bill Wyman's Rhythm Kings
いわずと知れたストーンズのオリジナル・ベーシスト、ビル・ワイマン。
ジョージへの愛にあふれた名カヴァー!
5)イン・マイ・ライフ/キース・ムーン
In My Life / Keith Moon
「実はこの曲がいちばんかけたかったんです。
滅茶苦茶な人生を過ごして、32歳で若死にしたキース・ムーン。
彼の生涯を思い、そのうえでのこの歌声かと思うと泣けてくるんです」
唯一のソロ・アルバム「Two Sides Of The Moon」から。
★オープニング・ナンバー
サウス・カリフォルニア・パープルズ/シカゴ
ビートルズの「アイ・アム・ジ・ウォルラス」が歌いこまれている曲。サンコンさんも初めて聞いたそうで、ビックリしていらっしゃいました。
★☆★☆★本編は
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9月30日 The Roots
今週のゲストは、シャネルズでのデビューから40周年を迎えた佐藤善雄さん。
「ホントは鈴木雅之のツアーで全国を回ってる予定だったんですが、
皆さんご存じのような理由で延期になってしまいました」
今回は、シャネルズ~ラッツ&スターの「ルーツ」ともいえるドゥワップの名曲をご紹介いただきました。
以下、佐藤さんから届いた選曲メモです。
タイトル:「The Roots」。
シャネルズからデビュー40周年!我々のルーツといえる50's~Doo-Wopをお届けします。
・Little Darlin' / The Diamonds (2:06) DP-000720
1957年リリースされ、全米ポップチャート2位の大ヒット曲。
私が、アマチュアのシャネルズに入るきっかけになった曲。間奏の低音の「セリフ」でグループ入りが決定!!
・That Is Rock and Roll / The Coasters (2:25) DP-010565
YAMAHAのアマチュアコンテスト「EAST WEST'78」に出演し、ステージで披露した楽曲。
1959リリースしたシングル"Along Came Jones"のB面に収録されています。
シャネルズもカヴァーし1981年リリースしたライブアルバム"LIVE AT WHISKY A GO GO"に収録。
・Zoom / The Cadillacs (2:25)
1956年リリースしたシングル。ニューヨークのグループらしい垢抜けた空気感と、テンポのよいコーラス・ワークで一世を風靡した、キャッチーなDoo Wopです。シャネルズのデビューアルバム「Mr.ブラック」にも収録。
・The Dubs / Chapel Of Dreams (2:31) DP-010576
1959年リリースし、ビルボード74位を獲得。
我々もカヴァーし、1980年、シャネルズのデビューアルバム「Mr.ブラック」に収録しています。
★オープニング・ナンバー
恋は二人のハーモニー/グラスルーツ
「ルーツつながり、ってことで!」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は
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9月23日 倍返しだ~ッ!
今週のゲストは、萩原健太さん。
「放送してる局じゃない局も、倍返しネタの番組をやってたりするから、
この際、俺も便乗しちゃおうかと...」
ということで、元はしっとりしたバラードを、
アップテンポで愉快ににぎやかにカヴァーした「倍返し」ヴァージョンと
聞き比べてみる企画が誕生しました!
*プレイリスト*
1)縁は異なもの/ダイナ・ワシントン
Dinah Washington - What A Diff'rence A Day Makes
2)縁は異なもの/エスター・フィリップス
Esther Phillips - What A Diff'rence A Day Makes
*1934年にメキシコのマリア・グレヴァーが作った歌。
1959年にダイナ・ワシントンが英語でカヴァーし全米8位。
1975年にエスター・フィリップスが全米20位に。
「1975年は何でもかんでもこういうサウンドでした。
いまシティ・ポップってもてはやされてる日本のニュー・ミュージックも
ほとんどこんな感じ。こういうサウンドの与えた影響ってとても大きいんです」と
健太さん、エスター・フィリップスを聞きながら。
3)アンチェインド・メロディ/アル・ヒブラー
Al Hibbler - Unchained Melody
4)アンチェインド・メロディ/ヴィト&ザ・ソリューションズ
Vito & The Salutations - Unchained Melody
*1955年に映画「アンチェインド」のために作られた歌。
様々なカヴァーが作られ20世紀で最も録音された歌の一つに。
アル・ヒブラーは全米3位。ライチャス・ブラザーズは4位。
ヴィト&ザ・サリュテイションズは63年に全米66位。
「この曲をこうするか!」という、アップテンポのドゥワップに生まれ変わった歌。
「80年代にニューヨークでこのグループ見ましたけどね、
この歌もちゃんとやってくれました」
5)ミスティ/ジョニー・マティス Johnny Mathis - Misty
6)ミスティ/レイ・スティーヴンス Ray Stevens - Misty
*1954年にジャズ・ピアニストのエロール・ガーナ―が作曲、
後に歌詞がつけられ59年にジョニー・マティス盤が全米12位。
レイ・スティーヴンス盤は75年に全米14位まで上昇。
「カントリーに生まれ変わったミスティですけど、これがなかなか素晴らしい。
アレンジを変えることで、曲の良さが改めて見えてくるというか」
7)オールウエイズ・ラヴ・ユー/ホイットニー・ヒューストン
Whitney Houston - I Will Always Love You
8)オールウエイズ・ラヴ・ユー/ミー・ファースト&ザ・ギミ・ギミーズ
Me First and the Gimme Gimmes - I Will Always Love You
* 元はドリー・パートンが1973年のアルバムに収録した自作曲。
ホイットニー盤は92年「ボディガード」のサントラに収められ
14週連続の№1を獲得。何でもパンクでカヴァーするバンド、
ミー・ファースト&ザ・ギミ・ギミーズ盤は2014年リリース。
「ケヴィン・コスナーが、ドリー・パートンのこの曲が大好きで、
あの歌使ってくれるんなら出てもいい、といって、
それでボディガードの中でこの歌が使われることになったんです」と健太さん。
ご機嫌なパンク・カヴァーで今回の特集を締めくくりました。
★オープニング・ナンバー
歌の贈りもの/バリー・マニロウ
「倍返しの前には、贈りものがあるだろうと...何も考えつかなかった!」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は
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9月9日 ビートルズ、グッド・カヴァー&バッド・カヴァー
今週のゲストは、サンコンjr.さん。
「8月29日に、レコード・ストア・デイに関連して
ウルフルズのアナログ・シングルが発売されました!」と邦丸さんにプレゼント。
「ありがとうございます! 針を買いに行かなきゃいけないんだけど、
駅から遠くて、暑いからまだ行けてないんだよね」と邦丸さん。
「ヨドバシカメラでも売ってるけど...」
「そういう話は放送じゃないところでしてください」と西川アナがバッサリ!
ちなみに邦丸さんのアンプのつまみを、お孫さんが全部外してしまうので、
困っているんだそうです...
*プレイリスト*
1)抱きしめたい/アル・グリーン
I Want To Hold Your Hand / Al Green
*1969年のシングル。
「最初聞いたときはゲラゲラ笑っちゃったんですけど、
だんだんハマってきて...今では『抱きしめたい』っていうと、
こっちのほうが浮かぶぐらいに」(サンコンさん)
2)恋におちたら/サミー・カーショウ If I Fell / Sammy Kershaw
*95年に出た、カントリー・アーティストによるビートルズ・トリビュート盤に
収録されていたナンバー。
「王道ですね」(邦丸さん)
「すごくいいですよね」(サンコンさん)
3)涙の乗車券/ウィー・ウィリー・ウォーカー Ticket To Ride / Wee Willie Walker
*1967年のデビュー盤ですが、今回一番の珍品...かも!
「サビでマイナー・コードに行かないでしょう?
行ってほしいんだけど、行かないんです」(サンコンさん)
「全然涙の乗車券じゃなくて、ノリノリだよね」(邦丸さん)
それでも、アル・グリーンにしても、このウィリー・ウォーカーにしても、
本当にノリノリのR&Bになっている。
もともとビートルズがそういう要素をもっているということでもあるし、
もしかしたら誰でも知っている歌をやるメリットがあるということなのかも...
4)ア・ハード・デイズ・ナイト/ラムゼイ・ルイス・トリオ
A Hard Days' Night / The Ramsey Lewis Trio
ラムゼイが「ジ・イン・クラウド」の大ヒット直後に出したライヴ盤から。
「ジ・イン・クラウドって、ラムゼイたちが何を演奏しようか話してたら、
そばにいたウエイトレスがジュークボックスを指して、
いまこれが流行ってるからこれ演奏すればウケるわよ、って言って。
それが大ヒットにつながったらしいんです」
このカヴァーもそんなノリで実現したのでは...とサンコンさん。
「ラムゼイのトリオは、演奏しながらハナ歌を歌ったりするのがとても楽しい。
このカヴァーも、そんな雰囲気が生きてますね」
5)レット・イット・ビー/ビル・ウィザーズ Let It Be / Bill Withers
最後は、ことし亡くなったビルの、これまたご機嫌なカヴァーでしめくくり!
★オープニング・ナンバー
ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ/アース・ウインド&ファイア
「アースはライヴでも必ずこれをやるんだよね。シカゴとのジョイントでもやって、
その時シカゴが歌いすぎちゃって、フィリップ・ベイリーに文句言われてた」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は
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9月2日 暮れゆく夏、シンプルなサウンドに浸ってみたい
今週のゲストは、中村真理さん。
「ずっと暑い日が続いて、音楽を聴くのも疲れちゃうけど、
これなら無理なく入ってくるという歌を集めてみました...」
ちなみに真理さんのマスクはインコ柄!
「デパートの小鳥フェアに行って、8000円も遣ってしまいました...」
*プレイリスト*
1)セミ・チャームド・ライフ/サード・アイ・ブラインド
Semi Charmed Life/Third Eye Blind
*1997年のデビュー・シングル。全米4位。ラップや、
ルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」の影響が見える。
「最初のフジロックで来日して、見に行ったんですけど、
運転してくれた友達の旦那がのんびりしてて、大丈夫大丈夫っていってたのに、
案の定渋滞に巻き込まれて、出番が終わった後で着きました...」
2)トーン/ナタリー・インブルーリア Torn / Natalie Imbruglia
*1997年、主にヨーロッパで大ヒットしたナンバー。
「オーストラリア出身のとてもキレイなシンガーで、
たしかミスター・ビーンの映画で女スパイを演じていました」
3)ノー・レイン/ブラインド・メロンNo Rain/Blind Melon
*1993年、デビュー・アルバムから第2弾シングル。
強烈な印象を残すMVも話題に。全米20位。
「直後に来日公演があったんですけど、素晴らしくて、
次の日も当日券買っていっちゃいました」
4)ホワット・アイ・アム/エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ
What I Am / Edie Brickel & New Bohemians
*1988年に全米7位を記録したデビュー盤。エディは現在
ポール・サイモン夫人で自粛中に二人で自宅パフォ動画配信も。
「ちなみにポール・サイモンは3回結婚してますけど、
彼女の前の奥様はレーア姫、キャリー・フィッシャーでした」
★オープニング・ナンバー
スムース・オペレイター/シャーデー
「地下のバーにジンを飲みに行ったら、これがかかってたんだ」(邦丸さん)
「フラミンゴのライトあった?」(真理さん)
「それは水戸...」
★☆★☆★本編は
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