11月16日 テーマ音楽は名品揃い!
今週は秦万里子さんが登場!
毎回ディープな音楽話をご披露くださる秦さんですが、
11月にセレクトしたのは、
「大好きなアメリカテレビ映画のテーマ音楽」!
ご紹介したのは、次の5曲でした。
鬼警部アイアンサイド/クインシー・ジョーンズ
マニックス/ラロ・シフリン
スパイ大作戦/ラロ・シフリン
刑事コロンボ/ヘンリー・マンシーニ
ピーター・ガン/ヘンリー・マンシーニ
ラロ・シフリンがアルゼンチン生まれで、
そんなバックボーンが作品に生かされている...といった、
秦さんならではの着眼点が実に面白く、
とーっても勉強になった20分間でした。
★☆★☆★本編は
こちら | からお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★
また、
秦万里子さんと一緒に、好きなクリスマスソングを歌う!
という、素敵な企画もあります。詳細はこちら!
11月9日 邦題を見ても元のタイトルはわからないでしょう特集
今週は中村真理さんがスタジオに。
相変わらず引越しの後遺症で、
いろいろ大変な中のご登場でしたが、
今回も楽しい選曲とトークをご披露いただきました!
お送りしたのは...
1)恋のほのお(エジソン・ライトハウス)1970
架空グループに歌わせたシングルが全英№1の大ヒット!
今なおポップス史上の金字塔となっているこの歌の原題は
「Love Grows」。
ほかの人の目にはヘンにしか見えない女の子を好きになっちゃった男の子の歌。
それがなんで「ほのお」になっちゃうのか、不思議ですよね~。
2)愛はそよかぜ(ベラミー・ブラザーズ)1976
原題は「Let Your Love Flow」
あなたの愛を解き放ちなさい、といった意味でしょうか。
おそらくは爽やかな曲調からのネーミングなのか...
3)愛が命(スウィート)1978
原題は「Love Is Like Oxygen」
愛は酸素のようなもの。
多すぎても苦しいし、少なければ死んじゃう...という歌に
与えられた邦題が「愛が命」...わかるような、わからないような...
「当時はすごくカッコいいと思ったんだけど、今聞くと...」
という真理さんに
「いや、すごくカッコいいすよ」と邦丸さん。
4)アメリカン・モーニング(ランディ・ヴァンウォーマー)1979
純子さんが群馬のFM局でしばしばかけていた思い出の曲!
なんだそうですが。
AOR全盛の当時、「なんとなくクリスタル」が大ブーム、
そんな流れの中でこの歌の邦題もイメージでつけられたのでは...
実はとっても寂しい失恋の歌なんだそうで。
11月2日 リンゴ・スター来日記念! ウルフルズのサンコンjr.が選ぶ ソウルフルなビートルズ・カバー・セレクション!
今週はサンコンjr.さんのご登場。
リンゴ・スターの来日公演、東京はスケジュールが合わなかったので、
広島と名古屋で見てきました...とのこと!
「相変わらずで、若々しくて、よかったですよー!」
とはいえ、リンゴ特集はこれまで散々やってきてしまったので、
今回はちょっと趣向を変えて、
ソウル・アーティストによるビートルズ・カバー集となりました。
お送りしたのは次の4曲。
・Yellow Submarine / The Watts 103rd Street Band
・Blackbird / Billy Preston
・She Came In Through The Bathroom Window/Ike&Tina Turner
・Let It Be / Aretha Franklin
それぞれ個性的なカバーに邦丸さんも大喜び!
もしかしたらリンゴさんが移動中に聴いているかもしれない!
とスタジオは盛り上がりました。
10月26日 デヴィッド・ボウイ大回顧展開催記念!ポップなボウイのきらめく70年代
今週は萩原健太さんがスタジオに登場。
「ボブ・ディラン、ノーベル賞どうなんでしょう?」という邦丸さんの問いに
「大喜びしてますよ。授賞式にはタキシード着て現れるはず」と
自信満々のお答えでしたが、果たして...!?
さて、今回のテーマは「ポップな70年代のデヴィッド・ボウイ」。
「ボブ・ディランとビートルズのいいとこどりをして、
それぞれの年代でどうすればその形を生かせるかと言うことを、
デビューからずーっと続けてきたのがボウイ」と、
わかりやすく解説していただきました。
「ほら、ここディランでしょ?」...ホントだ! と合点がいく邦丸さん。
おかけしたのは次の4曲。
1. Changes (Mono Single Version) (3:39)
2. Starman (Original Single Mix) (4:17)
3. Sorrow (2:53)
4. Young Americans (original single edit) (3:13)
スタジオには懐かしい文化放送ライブラリー所蔵の
アナログ盤が持ち込まれて雰囲気を盛り上げますが、
なんと「ヤング・アメリカン」のライナー・ノーツに、
誰が書き込んだか「バカ」の2文字が...
いったい誰が、どんな思いで記したのでしょう...
10月19日 ラッツ&スターのベース・ボーカル佐藤善雄が選ぶ、低音がポイントになる楽曲特集
今日は1年3ヶ月ぶりに、ラッツ&スターのベース・ボーカル、
佐藤善雄さんをお招きしました!
コーナー冒頭には、今年還暦を迎えた佐藤さんの記念シングル
くわまんとのデュエットを収録した「Sixty Candles」をご紹介。
以下放送に備えて佐藤さんが作ってくださった、
楽曲に関するメモをご紹介します。
・Barry White / You Are The First, My Last, My Everything
この曲は1974年リリースし、全米2位・R&Bチャート1位の大ヒット!同年発売の全米No.1アルバム"Can't Get Enough"に収録されています。
彼は、アメリカの低音男性シンガーソングライターで音楽プロデューサー。「ラブ・アンリミテッド・オーケストラ」を編成しました。
*バリーホワイトは1944年9月12日生 彼は2003年7月58歳で亡くなりましたが、9月12日私と誕生日が同じなんです。日米の低音は9月12日生。
・The Temptations / I Can't Get Next To You
この曲は、デビッド・ラフィンが脱退しデニス・エドワードが加入した1969年発売したシングル。全米・R&Bチャート共にNo.1に輝きました。また同年リリースしたアルバム"Puzzle People"に収録されています。
リードボーカルを5人で歌いまわします。特にテンプスのベースボーカル「メルヴィン・フランクリン」大好きなシンガーで、ラッツもカヴァーしたナンバーです。
・The Manhattans / Hurt
1975年リリースし、R&Bチャート10位を獲得。1976年発売しR&Bチャート6位に耀いたアルバム"The Manhattans"に収録されています。
この曲は、ベースボーカルの「ブルー・ラヴェット」の低音の語りから始まります。
1981年の来日公演(日比谷公会堂)で一緒に歌わせて頂いた、有り難い思い出があるナンバーです。
・Ike & Tina Turner / Proud Mary
1971年発売したこのシングルは、全米4位の大ヒット。そして同年発売のアルバム"Workin' Together"に収録されています。CCRのヒット曲を、見事なファンキーアレンジに仕上げています。
イントロからリズムが入るまで、アイク・ターナーのベースボーカルとティナ・ターナーの絡みがもの凄くいい曲です。
コーナー最後には、なんと佐藤竹善さんからメールが!
10月からリニューアルした新しいテーマの作者、佐藤竹善さんが、
28年前に作った「唯一のラジオテーマ曲」は、
実は佐藤善雄さんとくわまんがパーソナリティを務める文化放送の番組に
使われたもの、というご縁。
佐藤善雄さんも「名前の漢字が1字違うだけで...
初めて会った夜に意気投合しちゃって、彼、僕の家に泊まっていったんですよ」
という秘話を明かしてくださいました。