くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

毎週月曜日〜金曜日 9:00~13:00 文化放送

1月13日 西川文野に捧ぐ ボサノバ物語

今回のゲストは「洋楽ジャパンX」としては初登場となる、
渋谷のバー、バール・ボッサの店主、林伸次さん。
前回「極シアター」にご登場いただいた際、西川アナがあまりにもボサノバを知らなすぎるので、
入門編として、超有名・重要曲ばかりをピックアップしていただきました!
しかし「ニシカワの壁」は厚かった...
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*プレイリスト*
★想いあふれて/ジョアン・ジルベルト 
Chega de Saudade / João Gilberto
*1958年にリリースされた「世界初のボサノバ」曲。
  ヴィニシウス・ジ・モライス作詞、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲。
  写真は翌1959年にリリースされたアルバムで、
  こちらも、もちろん「世界初のボサノバ・アルバム」。
★イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン
The Girl from Ipanema / Antônio Carlos Jobim
*1963年にNYで録音されたアルバムの冒頭曲。モライス=ジョビン作。
 同年録音の「ゲッツ/ジルベルト」でのアストラッド歌唱版が大ヒット。
 「イエスタデイ」に次ぎ世界で録音された曲と言われる。
★おいしい水/アストラッド・ジルベルト
Água de Beber / Astrud Gilberto
 *ゲッツ/ジルベルトの大成功を経て録音されたアストラッドのデビュー盤。
  この曲もモライス=ジョビンの作品で、ジョビンがギターと歌で参加。
  二人が工事中だった新首都ブラジリアに招かれた際耳にした、
  工事中の飲料水の水道管の水音からインスピレーションを得て作られた。
★マシュ・ケ・ナダ/セルジオ・メンデス&ブラジル66 
Mas que Nada / Mas que Nada)
 *グループ名通り、1966年の世界的大ヒットアルバムからのシングル。
全米47位のヒットに。2006年にはブラック・アイド・ピーズを迎え
再レコーディングしたものがヒットした。ジョルジ・ベン作。
*オープニング・ナンバー*
「アントニオの歌/マイケル・フランクス」
本編で何度も登場したアントニオ・カルロス・ジョビンにマイケル・フランクスがささげた歌。
しかし西川にはピンとこない...


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


1月6日 2021年も行くぜ! もっと暑苦しく~

2021年最初のゲストは、昨夜中野サンプラザでコンサートを終えたばかりのウルフルズ・サンコンjr.さん。
公演を見た西川アナは「最高でした!」と、晴れやかな笑顔。
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去年は元旦に登場されたサンコンさん。
「去年は男性ボーカルだったので、今年は女性ボーカルの暑苦しい曲をセレクトしました!」
*プレイリスト*
★リヴァー・ディープ・マウンテン・ハイ/アイク&ティナ・ターナー
River Deep-Mountain High / Ike & Tina Turner
 *1966年のシングル、チャートは全米88位にとどまったが、
  プロデューサー、フィル・スペクターの最高傑作のひとつと言われる。
  録音にアイクは不参加で、リオン・ラッセルkey、バーニー・ケッセルg、
  グレン・キャンベルg、キャロル・ケイb、アール・パーマーdsらが参加。
「めちゃめちゃ力を入れて録音したのに、チャート的には今一つで...
 ここからフィル・スぺクターの転落が始まったともいわれるいわくつきの名曲です」
★イフ・ユー・ドント・ギヴ・ミー・ホワット・アイ・ウォント/
ヴィッキー・アンダーソン
If You Don't Give Me What I Want / Vicki Anderson
*1967年、夫ボビー・バードとJBの共作、JBプロデュース。
 60年代後半から70年代にかけJBのメイン女性シンガーだった。
★アッティカ・ブルース/アーチー・シェップ
Attica Blues / Archie Shepp
 *前衛ジャズのサックス奏者、シェップの72年のアルバムタイトル曲。
  前の年に起きたアッティカ刑務所の暴動をモチーフにしている。
  ヴォーカルはヘンリー・ハル、バッキング・ヴォーカルに
  アルバータイン・ロビンソンとジョシー・アームステッド。
★ザ・ハンター・ゲッツ・キャプチャード・バイ・ザ・ゲーム/ブリンキー The Hunter Gets Captured By The Game / Blinky)
 *68年から73年にかけモータウンに数多くの録音を遺した女性シンガー。
この曲はスモーキー・ロビンソン作でマーヴェレッツがヒットさせている。
*オープニング・ナンバー*
ホット・スタッフ/ドナ・サマー
「暑苦しい曲ということで...」(邦丸さん)


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


12月30日 いろいろあったような何もなかったような2020年の終わりに聞きたい曲

洋楽ジャパンX、2020年の締めくくりは中村真理さんがご担当。
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*プレイリスト*
★ビター・スウィート・シンフォニー/ザ・ヴァーヴ
Bitter Sweet Symphony / The Verb
1997年、大ヒット・アルバム「アーバン・ヒムズ」からのシングル、
 この曲もきっと耳にしたこと、あるはず!(全英2位・全米12位)
★バック・トゥ・ディセンバー/テイラー・スウィフト
Back To December / Taylor Swift
*2010年から翌年にかけ最高位全米6位。テイラー・スウィフトが
 別れた恋人にゴメンナサイの気持ちを込めた歌。
★リターン・トゥ・イノセンス/エニグマ
Return To Innocence / Enigma
 *1993年、全英3位・全米4位の大ヒット。
  イントロでサンプリングされているのは台湾のアミ族の歌声。
  またドラムスはジョン・ボーナムのプレイがサンプリングされている。
  後にアミ族の二人とボーナムも作者としてクレジットされた。
★サムワン・ライク・ユー/アデル Someone Like You / Adel
*2011年、全英・全米で№1となった大ヒット。収録アルバム「21」は
世界19か国で1位を記録。判れた恋人のことを歌っている。
「アデルさん、なんと48キロの減量に成功したそうです...」(真理さん)
*オープニング・ナンバー*
★セクシー・バス・ストップ/Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス
メンバーはなんと、林立夫(ドラム)、鈴木茂(ギター)、後藤次利(ベース)、矢野顕子(キーボード)
作曲は筒美京平大先生!
「踊ってたんですよ、これで」「私も踊ってました!ディスコ通いしてた頃!」盛り上がる同級生ふたり。

12月23日 年の瀬は、ポールの新作で乗り切ろう~!

今週のゲストは、萩原健太さん。
世界中がコロナ禍に襲われた2020年。
我々一般大衆が家にこもり、飲んで、食べて、太って...という
しょーもない毎日を送っている一方で、
才能あふれるアーティストたちは自宅でレコーディングに励んでいたりして。
テイラー・スウィフトなんか2枚もアルバムを作ってしまいました。
そしてポール・マッカートニー御大も...
12月18日、あまりにも素晴らしいたった一人で作り上げた新作、
マッカートニーⅢをリリースしてくれました!
このアルバムのあれこれについては健太さんのブログもご参照ください。
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*プレイリスト*
1)ファインド・マイ・ウエイ/Find My Way
*12月18日に発売されたばかりの新譜「マッカートニーⅢ」収録。
  ポールは休暇でイギリスに戻り田舎の農場に滞在中、ロックダウンに遭遇。
  しかし、短編アニメ映画用の音楽を作る必要があったため、
  娘、メアリー一家の暮らすその農場から車で20分のスタジオに通い、
  録音をスタート。作業を重ねるうち「これはアルバムになる、
  これは『マッカートニーⅢ』なんだ」と確信。過去の「マッカートニー」
  「マッカートニーⅡ」同様、一人で作り上げたアルバムとなった。
2)ウォーターフォールズ/Waterfalls
*1980年リリースの「完全ソロ」第2弾「マッカートニーⅡ」収録。
 80年1月、ビートルズ以来の公演のためウイングスと共に来日するが
 大麻不法所持で逮捕され、ウイングスは活動休止(翌年解散)。直後の5月、
 前の年に録音していたこのソロ作がリリースされることになった。
 ニュー・ウエイヴ、テクノの影響が濃いアルバムだが、シングル第2弾の
 「ウォーターフォールズ」は、もともとウイングス用に書いた曲で、
 ポールのフェンダー・ローズ、シンセ、アコギのソロによるバラード。
 イギリスでは9位を記録したが、アメリカでは106位にとどまり、
 HOT100入りを逃した最初のシングルとなった。
3)エヴリ・ナイト/Every Night
 *1970年、ビートルズ脱退宣言後にリリースした初ソロ作
  「マッカートニー」収録の佳曲。
  「エヴリ・ナイト」はビートルズ末期の揺れる心境が歌われている。
  「ゲット・バック・セッションズ」でも演奏された。
  来日公演でも弾き語りで披露したことがある。
4)ジャンク/Junk
*「ジャンク」は68年、インド滞在中から作り始められた曲で、
  2018年の「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」の
スーパー・デラックス・エディションには、ジョージの自宅で
弾き語った音源が収録されている。
*オープニング・ナンバー*
ヘイ!ポーラ/ポールとポーラ
「正攻法できましたね~」(健太さん)
「思考が止まってます」(邦丸さん)



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


12月16日 やっぱ師走だし、冬の曲でしょぉ〜。

今週のゲストは、アルバム「Ukulele Slow Life」が絶賛発売中のヨッちゃん=野村義男さん。
スタジオでもいきなりウクレレを弾き始める(しかも今日手元に届いたばかり!)大サービスぶり!
相変わらずの楽しいトークでスタジオは爆笑の渦...
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*プレイリスト*
1)冬の散歩道/サイモンとガーファンクル 
A Hazy Shade Of Winter / Simon & Garfunkel
 *1967年、全米13位を記録。日本では94年のドラマ
  「人間・失格」の挿入歌として再び大ヒットを記録。
「ホントにカッコいい、S&Gでもいちばんロックな曲ですよね。
 中学か高校の時、友達と二人でこういうデュオをやろうと話して、
 決めたグループ名が『ガイモンとサーファンクル』...どっちがどっちだってまとまらず、
 結局なくなりました(笑)」
2)セプテンバー/アース・ウインド&ファイアー
September / Earth Wind & Fire
*1978年に全米8位を記録したシングル。オリジナル・アルバム未収録。
 ディスコ時代を代表する大ヒット。クリスマスに9月を思い出す歌。
「そう、いつもは9月にかかるけど、クリスマスの歌なんです!」
3)ニュー・イヤーズ・デイ/U2 New Year's Day / U2
 *1983年の元日リリース、U2が初めて全英TOP10入りを果たした
  (最高位10位。全米53位)。当初はボノの妻へのラヴソングだったが
  途中からポーランドの民主化運動をモチーフにした歌となった。
「ニュー・イヤーズ・デイって歌なんですけど、
 一晩明けて新年になったけど、何も変わってないじゃん、って歌詞なんです」
4)夢のカリフォルニア/ママス&パパス
   California Dreamin' / The Mamas & The Papas)
 *(夢のカリフォルニア)リーダー、ジョン・フィリップスが
  NY在住当時、夢の中でヒントを得て慌てて起き、妻のミシェルを起こし
  その場で作り上げた。最初はバリー・マグワイアがレコーディングしたが
  後に同音源(ハル・ブレインds、ラリー・ネクテルpf等)でママパパ版
  録音。p・F・スローンのギターと、バド・シャンクのフルート・ソロを
  追加した。マグワイアの声は完全に消せず少しだけ残存。66年全米4位。
ケッサクなヴィデオがあるんで、ぜひ見てみてください。
 ミシェルはマイクじゃなくてずっとバナナを持ってるんです」
5)ハッピー・クリスマス/ジョン&ヨーコ
   Happy Christmas / John & Yoko)
 *(ハッピー・クリスマス(戦争は終わった))1971年リリース。
  フィル・スペクターがプロデュース。バック・コーラスの子どもたちは
  「ハーレム・コミュニティ・クワイアー」とクレジットされている。
「やっぱり最後はいい歌で締めたいですよね...」
ジョン&ヨーコ ダブル・ファンタジー展」も必見です!
*オープニング・ナンバー*
「雪が降る/アダモ」
冬の歌と言えば、これでしょう! と、邦丸さん。


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