5月22日 もっと、もっと、もっとステキなドリス・デイ
今月の萩原健太さんは、去る13日、97歳の天寿を全うしたドリス・デイの追悼特集。
「「センチメンタル・ジャーニー」と「ケ・セラ・セラ」以外は
誰もかける気がなさそうなので...(笑)。」(健太・談)
*ドリス・デイ(1922‐2019)大正11年生まれ
シンシナティ生まれ。ドイツ系で本名「カッペルホフ」。
18歳でレス・ブラウン楽団専属歌手に。45年3月に
「センチメンタル・ジャーニー」が№1となり一躍人気者に。
48年以降ハリウッドにも進出、56年「知りすぎていた男」の
劇中歌「ケ・セラ・セラ」が世界的大ヒット。
68年からはTV「ドリス・デイ・ショウ」等で活躍。
ビーチ・ボーイズ周辺の重要人物、テリー・メルチャーの母親。
*プレイリスト*
1. My Dreams Are Getting Better All The Time (3:19)
*1945年、「センチメンタル・ジャーニー」に続いて
№1ヒットとなった。硫黄島で激戦が続いていた3月2日録音。
2. It's Magic (3:27)
*1948年、全米2位。
ドリスのハリウッド・デビューとなった「洋上のロマンス」
(Romance on the High Seas)で歌われた。
アカデミー歌曲賞にノミネートも「ボタンとリボン」に敗れる。
3. Secret Love (3:42)
*1954年、全米1位。
主演映画「カラミティ・ジェーン」のために書かれた。
4. Disney Girl (4:32)
*愛息テリー・メルチャーの相棒、ブルース・ジョンストン作。
71年のビーチ・ボーイズ「サーフズ・アップ」で初出、
以後多くのカヴァーが生まれた。ドリス盤は89歳の2011年、
現在のところラスト・アルバムである「マイ・ハート」収録。
アルバムは英9位を記録、TOP10最年長記録を達成も、
ほとんどの曲は80年代に録音されたもの。
米盤にはテリーとのデュエット曲が収録されている。
*オープニング・ナンバー*
ワイキキの熱い砂/カラパナ
「ドリスをのんでハワイへ行こう」(邦丸)
く、苦しすぎる...
★☆★☆★本編は
こちら | からお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★
5月15日 令和にジミヘンはいかがですか~?
今回のゲストは、ヨッちゃん=野村義男さん、1年3か月ぶりのご登場!
「令和にジミヘンはいかがですか~」というタイトルに、
「令和とジミヘン、どういう関係あるんですか?」と西川アナ。
「何の関係もありません! ただジミヘンの話がしたかっただけ」というヨッちゃんに、スタジオ大爆笑...。
*プレイリスト*
紫のけむり(Purple Haze)
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
(Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band)
見張塔からずっと(All Along The Watchtower)
あまりにも面白すぎるトークの内容は、
こちら | からお確かめください!
*オープニング・ナンバー*
長い夜(25 or 6 to 4)シカゴ
この曲のギタリスト、テリー・キャスはジミヘン命!みたいな人で、
後から聞いてみると、フレーズがジミヘンまみれなんです(邦丸さん)
★☆★☆★本編は
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そしてあまりにも面白かったので、次回のご出演が決定!
6月12日、3週間後にご登場いただく予定です。どうぞお楽しみに。
5月8日 花粉症とサヨナラしたい! 視界が開ける爽やかなヒットパレード
今週のゲストは中村真理さん。
爽やかな季節にふさわしい「視界が開ける」曲を4曲、セレクトしていただきました!
*プレイリスト*
★友よ再び/オーリアンズ
Love Takes Time / Orleans
*オーリアンズ ジョン・ホールを中心に1972年結成。
「ダンス・ウィズ・ミー」「スティル・ザ・ワン」が大ヒット。
しかしソフト・ロックに不満なジョンが77年脱退(後に復帰)、
この「友よ再び」はジョン不在時のヒットで全米11位。
★オール・アイ・ウォナ・ドゥ/シェリル・クロウ
All I Wanna Do / Sheryl Crow
*シェリル・クロウ(1962―)
ミズーリ出身のシンガー・ソングライター。
この曲は93年のデビュー盤「Tuesday Night Music Club」に
収録され翌年全米2位。グラミー最優秀レコードに輝いた。
★朝までダンス/ フーターズ
And We Danced / The Hooters
*フィラデルフィア出身バンド。シンディ・ローパーの1stの
バッキングや「タイム・アフター・タイム」共作で注目され
85年メジャー・デビュー、この歌が全米21位のヒット。
バンド名は鍵盤ハーモニカに由来。
★サドゥンリー・アイ・シー/KTタンストール
Suddenly I See / KT Tunstall
実はこの曲をかけたくて、今回の特集を組んだという真理さん。
「サドゥンリー・アイ・シー」...すなわち目からウロコが落ちる、
視界がパッと開ける...という歌。
映画「プラダを着た悪魔」の主題歌ということで、
偶然にもこの映画が昨日の番組で話題となっていたため
スタジオも盛り上がります。
ちなみに、ミキサーの長谷川さんは、洋楽ジャパンのコーナーを担当して初めて、この歌で「ノレた」ということでした...
*オープニング・ナンバー*
恋のバン・シャガ・ラン/シルヴァー
この歌が大好きな邦丸さん。
最初に聞いたとき、ラジオで曲の終わりに曲名を言ってくれなかったので、
翌日、某放送局に問い合わせの電話をかけたら、
冷たくあしらわれた...というエピソードを話してくれました。
★☆★☆★本編は
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5月1日 令和記念 新シリーズ ある日のiPod その1
さて、元号が令和と改まっての初ゲストはサンコンjr.さん!
今回は、かばんの中に入れてあったiPodがいつのまにか鳴り出していて、そのアルファベット順が面白かったので...ということで、
サンコンさんのiPodの音源をアルファベット順に並べた冒頭の4曲をご紹介いただく...という企画。
★プレイリスト★
1)エイント・ザット・ラヴィング・ユー/ボビー・ブランド
Ain't That Loving You / Bobby Bland
最初に入ってるのは、この曲!
1962年のシングルですが、とにかく音が最高にカッコイイ!
2)エイント・ザット・ラヴィング・ユー/ジョニー・テイラー
Ain't That Loving You / Johnny Taylor
*ジョニー・テイラー(1934?38?‐2000)
1957年、サム・クックの後任でソウル・スターラーズに加入。
1961年にソロとしてデビューを飾る。
68年の「フーズ・メイキン・ラヴ」(全米5位)
76年の「ディスコ・レイディー」(全米1位)など大ヒット多数。
この曲は1967年のシングル。
3)アルフィー/ シラ・ブラック Alfie / Sira Black
ビートルズに愛された女性歌手、シラ。
本名は「ホワイト」だそうですが、間違って記事に「ブラック」と書かれたところ、それがいたく気に入って芸名にしてしまったそうです。
4)オール・アイ・ニード/アル・グリーン All I Need / Al Green
2008年とは思えないサウンドに仰天!
5月18日からいよいよウルフルズのツアーがスタート、6月にはアルバムも発売されます。詳しくはウルフルズ公式ウェブサイトへ。
★オープニング・ナンバー★
悲しきジプシー/シェール
これは邦丸さんのiPodでしょっちゅう出てくる曲なんだそうです。
★☆★☆★本編は
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5月24日 オージェイズ、最後のアルバムをリリース 裏切者は誰だ?
ゲストは萩原健太さん。
今回はメンバーの高齢化や病気などもあり、来年で引退を表明したフィリー・ソウルを代表するグループ、オージェイズにスポットを当てます。
オージェイズは...
*1958年、オハイオ州で結成。
グループ名は、彼らの曲を気に入ってくれたDJ、
エディ・オージェイにあやかってつけられた。
オリジナル・メンバーのエディ・リヴァート、
ウォルター・ウィリアムズと90年代に加わった
エリック・グラントの3人が現メンバー。
72年「裏切者のテーマ」(全米3位)
73年「ラヴ・トレイン」(全米1位)など70年代に
6曲のTOP10ヒットを放っているが、メンバーの高齢化、
病気、そして「リヴァート」として活躍していたエディの息子、
ジェラルドとショーンの夭折などもあり、来年限りでの引退を発表。
4月19日にラスト・アルバム「ザ・ラスト・ワード」を発売、
現在「さよならツアー」で全米各地を回っている。
今週金曜、26日にはアポロ・シアターでステージが。
*プレイリスト*
1. The O'jays / Back Stabbers (3:07)
「裏切者のテーマ」。「歌うまいですね~」(西川)
2. The O'jays / Love Train (2:58)
全米№1.
「フィリー・ソウルの魅力の一つに、美しいストリングスがありますが、
あれは、フィラデルフィア交響楽団のクラシックの人たちが、
アルバイトでやってたからあんなにキレイなんです」(健太)
「そうなんだ! ショクナイだったんですね(笑)」(邦丸)
3. The O'Jays / I Got You (4:08)
後半2曲は、出たばかりのラスト・アルバム「ザ・ラスト・ワード」から。
最初はアルバム冒頭を飾るナンバー。
新しい感覚の、ソウルフルな曲を書くシンガー・ソングライターの作品を、
もろフィリー・ソウルのスタイルでカヴァー!
4. The O'Jays / I'll Be Sweeter Tomorrow (Than I Was Today) (3:45)
最後は、彼らの最初のヒット曲をいま、ピアノ一本で歌い上げるという趣向。
ホントにカッコいい、という言葉しか出ません...
*オープニング・ナンバー
I Love Music / The O'jays
邦丸さんがディスコで踊りまわったという思い出の曲。
地下倉庫からアルバムを引っ張り出してきてかけました。