2月17日 静かなるビートルなんて言われたくない、ジョージ・ハリスン名曲集
スペシャル・ウィークの今週は、関西ツアー中の王様に、
大阪のホテルからリモートでご出演いただきました!
テーマはいろいろな候補を考えていただきましたが、
来週木曜日、25日はジョージ・ハリスンの誕生日ということで、みんな大好き! ジョージの特集ということに。
*プレイリスト*
1)サムシング/ザ・ビートルズ Something / The Beatles
最初はビートルズ時代のジョージを代表する名曲中の名曲から。
ジョンもポールもすげえ! とブッ飛んだという№1ヒット。
直訳すれば「何」...と、なんとなくご機嫌(!?)な王様の様子にスタジオ大爆笑。
2)美しき人生 What Is Life
注目すべきはメンバー。
エリック・クラプトン(g)カール・レイドル(B)ジム・ゴードン(ds)ボビー・ウィットロック(key)
「要するに、これはデレク&ドミノスなんです」
そして王様は、中学生時代の悲しい思い出を披露。
「みんなでそれぞれ、ビートルズ解散後のソロ・アルバムを分担して買おうという事になって、
じゃんけんで負けてしまった私はジョージ担当に...よりによって3枚組の5千円もするやつが...」
名盤「オール・シングス・マスト・パス」、確かに中学生の財布には重すぎた!
3)セット・オン・ユー Got My Mind Set On You
「一時、スランプに陥ったジョージが見事に復活した曲です。
ジョージの曲作りの能力もジョンやポールに負けないでしょう、という話をしようと思ったら...
調べてみたらこの歌、カヴァーなんですね((-_-;))」
4)マイ・スウィート・ロード My Sweet Lord
最後はこの大名曲で締め!
王様はコロナ禍にもめげず発信を続けています。詳しくはこちらへ!
*オープニング・ナンバー*
フォエヴァー・マン/エリック・クラプトン
「ジョージとくれば、やっぱりクラプトンだよね」(邦丸さん)
2月10日 春を待ちながら聞きたいヒットパレード~!
今週のゲストは、中村真理さん。
スカッと晴れた今日の天気にふさわしい、
気持ちのいいヒットソングの数々をご紹介いただきました。
*プレイリスト*
1)宇宙の彼方へ/ボストン More Than A Feeling / Boston
*1976年のファースト「幻想飛行」(原題・BOSTON)から
シングル・カットされ全米5位。トム・ショルツがほぼ独力で作り上げ、
メジャーデビューに際しブラッド・デルプの歌とドラム、リードギターが
付け加えられた。レフト・バンク「いとしのルネ」などの影響が強い。
「そんなに売れないだろうと思われてたのに、発売されたらたちまち大ヒット、
トム・ショルツは各地のラジオ局から届くサンプルを送れとの声に応えるのに
てんてこ舞いだったそうです」
2)チキチータ/ABBA Chiquitita / ABBA
*1979年、アルバム「ヴーレ・ヴー」からのシングルで全米29位。
チキチータはスペイン語で「小さいかわいい人」の意味だそうです。
79年に行われたユニセフ・コンサートでABBAはこの曲を演奏。
3)愛の絆/バートン・カミングス Stand Tall / Burton Cummings
*1976年、全米10位の大ヒット。ランディ・バックマンと共に
ゲス・フーの中心メンバーとなり「アメリカン・ウーマン」等がヒット。
75年にバンドを脱退、2年後にこの大ヒットが生まれた。
「でもこれだけ声のイメージとヴィジュアルが違う人も...
ホントにモッサリしてて...」(真理さん)
「この人がメンバーだったゲス・フーって、曲はいいけど、
ジャケットに写ってるの全員おデブっ子だったぜ」(邦丸さん)
4)テレフォン/シーナ・イーストン
Telefone ( Long Distance Love Affair ) / Sheena Easton
*1983年、全米9位の大ヒット。
「絶頂期のヒットですね」(真理さん)
「あの頃、水戸の居酒屋に口がシーナ・イーストンそっくりの女性がいて、
茨城放送の上司や同僚と出かけては
みんなで『シーナ・イーストン!』ってはやしてたんです(笑)。
当時彼女は人妻で、私の上司にも家庭があったんですが、
のちに二人とも離婚して、しばらくしてどういう出会いがあったのか、
その二人が再婚して...
文化放送に来てからしばらくして、当時の同僚から電話がかかってきて
『〇〇さんとシーナ・イーストンが結婚しました!』って。
びっくりしたなー」(邦丸さん)
<オープニング・ナンバー>
きみの友だち/キャロル・キング
「今日のテーマ、『春を待ちながら』にちなんで、
歌詞の中にspringが登場する歌ってことで。
でもなかなか出てこないから、ホントに待っちゃったよ(笑)」
★☆★☆★本編は
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2月3日 節分で追い出された鬼の皆さん、大集合!
まずは、サンコンjr.さんのツイッターをご紹介。
「本日は文化放送くにまるジャパン極 洋楽ジャパンXに出演のため浜松町に向かっています。まさかの節分が1日ズレることを知らずに選曲してしまった「鬼=Devil」という今回のテーマなんですが、そのままお届けいたします。この後12時過ぎからー!」
それもこれも、前回ご出演時の帰り際、「来月は節分ですね」と一言かけてしまったスタッフの責任なのですが(;'∀')
*プレイリスト*
1)デヴィル・イン・ハー・ハート/ザ・ビートルズ
Devil In Her Heart / The Beatles) CI~BG
*セカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」B面5曲目。
元はデトロイトの女性グループ、ザ・ドネイズがリリースした
「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」。ジョージがリード・ヴォーカル。
2)悪魔の戯れ/ロニー・バロン
Doing Business With The Devil / Ronnie Barron)
*ニュー・オーリンズの重要人物、ロニー・バロンを
細野晴臣・久保田麻琴がプロデュースし日本で制作されたLP、
1978年の「ザ・スマイル・オブ・マイ・ライフ」収録。
録音にはドラムス林立夫・上原ユカリ裕、ギター伊藤銀次・鈴木茂、
パーカッションに斉藤ノブ...といったメンバーが参加している。
3)オールド・デヴィル・ムーン/ザ・ラムゼイ・ルイス・トリオ
Old Devil Moon / The Ramsey Lewis Trio)
*1960年のアルバム「イン・シカゴ」冒頭収録のナンバー。
ピアノのラムゼイ、ベースのエル・ディー・ヤング、そしてドラムスの
アイザック「レッド」ホルト、黄金のラインアップによる演奏。
曲は1948年のミュージカル「フィニアンの虹」のために書かれた。
4)悪魔を狂わせ/ビリー・プレストン
Make The Devil Mad / Billy Preston)
*1972年のアルバム「ミュージック・イズ・マイ・ライフ」B面2曲目。
A&Mの同僚、ジョージ(g)とルイス(b)のブラザース・ジョンソン
全面参加。「ウィル・イット・ゴー・ラウンド・イン・サークルズ」の
全米№1ヒットを生んだアルバムでもある。曲はビリーの自作で、
「悪魔を狂わせて、キリストに向かわせよう」という歌詞。
*オープニング・ナンバー*
「マックエヴィル/ブラッド・スウェット&ティアーズ」
「デヴィル」と「イーヴル」が似てるから、と邦丸さん。
「とにかく悪魔のような女の歌なんです(笑)」
★☆★☆★本編は
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1月27日 2021年も『50周年記念盤』は大豊作!
今週のゲストは、萩原健太さん。
「ここ数年、ロック名盤の『50周年記念盤』が山ほどリリースされてますが、
実は50年前の1971年って、ホントに名盤が多いんです。
今年もすごい音源が次々に出てくるに違いない! って勝手に予想して(笑)
そんな名盤・名演奏をピックアップしてお送りします」
*プレイリスト*
1)ホワッツ・ゴーイン・オン(デトロイト・ミックス)/マーヴィン・ゲイ
Marvin Gaye / What's Going On (Detriot Mix
「これはもう出てるんですけど、20周年、30周年、40周年...と、
そのたびにいろいろ発掘音源が出ているので、今回は目新しいものはありません。
その代わり、過去のそうしたレア音源なんかを全部まとめて聞きやすくしたのが、
ストリーミングでも楽しめるようになっています。この機会にぜひ!」
*アルバム「ホワッツ・ゴーイン・オン」タイトル曲。
マーヴィンは当時デュエット相手のタミー・テレルの病気、結婚の破綻、
薬物問題、税金問題、所属モータウンとのトラブルなど深刻な状況だった。
そこへ、フォー・トップスのオビー・ベンソンからこの歌を提示され、
またヴェトナム帰還兵だった弟フランキーの体験談などにも刺激され、
従来のモータウン調を歌わせたいゴーディら首脳陣が反対する中、
歌を仕上げ、録音し、ヒットさせ、アルバムへと発展させていった。
2)ブラック・ドッグ/レッド・ツェッペリン
Led Zeppelin / Black Dog
「当時これが弾けたらその学校の№1ギタリストと言われましたね」(邦丸さん)
「ギターは9,9,9,5...って訳のわからないリズムなのに、
ジョン・ボーナムはひたすら8を刻み続ける。すごい!」
*1971年11月リリースの通称「レッド・ツェッペリンⅣ」、
ツェッペリン史上最大のセールスを記録した作品のA面1曲目で
最初のシングルとなり、全米15位を記録した。アルバムの大半は
英国ハンプシャーの歴史的建造物ヘッドリー・グランジで、
ストーンズのモバイル・スタジオを使って録音された。
3)クライ・ベイビー/ジャニス・ジョプリン
Janis Joplin / Cry Baby
「不完全な形で世に出ることになったアルバムですが、これも名盤です。
50種年盤が出ないわけがない(笑)
*1971年1月発売のアルバム「パール」A面2曲目。
アルバムは70年9月から録音が始まったが、10月4日にジャニス急逝。
逝去当日に録音予定だった「生きながらブルースに葬られ」はインストに、
「クライ・ベイビー」のB面となった「ベンツが欲しい」は仮歌で収録。
「ミー・アンド・ボビー・マギー」は全米1位の大ヒットとなり、
第二弾としてカットされた「クライ・ベイビー」も42位まで上昇。。
4)ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ/キャロル・キング
Carole King / Will You Love Me Tomorrow
「あの頃日本の女性歌手でも、好きな歌手は? と聞かれると、
100%『キャロル・キングです』と答えてましたね」
「同級生の女の子が持っていて、彼女の家のステレオで聞かせてくれたんだけど、
貸してくれなかったんです。野村君に貸すと傷つく、同じところばっかり聞くって」(邦丸さん)
*1971年2月10日リリースされた永遠の名盤「つづれおり」。
アルバムは6年にわたりチャートにランキングされ続けた。
B面3曲目に収録された「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」は
1960年、シュレルズで全米№1を記録したキング=ゴフィンの名曲。
日本では「イッツ・トゥ・レイト」のB面に収録されたが、
アメリカでは「空が落ちてくる」がB面だった。
グラミーではレコード・オブ・ジ・イヤー(イッツ・トゥ・レイト)、
ソング・オブ・ジ・イヤー(君の友だち)など合計4部門受賞。。
★☆★☆★本編は
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1月20日 大統領就任式を迎える、2021年1月のアメリカに聞かせたい曲
今週のゲストは、中村真理さん。
いろいろなことがありすぎる2021年の1月、
新たな大統領を迎え一歩を踏み出すアメリカに、
いまこんな曲を聴いてほしい...という気持ちで選曲していただきました。。
*プレイリスト*
1)ピンク・ハウス/ジョン・クーガー・メレンキャンプ
Pink Houses / John Cougar Mellencamp
*1983年にリリースされ、翌年にかけ全米8位の大ヒットを記録。
貧困層が暮らす「ショットガン・ハウス」のことを歌っている。
2)シスコはロック・シティ/スターシップ
We Built This City / Starship
*1985年の全米№1ヒット。スターシップとしてのデビュー曲。
ジェファーソン・エアプレイン~スターシップはもちろん
サン・フランシスコのバンドだが、曲の中の「シティ」は、ほかに
クリーヴランドとニュー・ヨークにも言及している。
3)ウォーキング・オン・ア・シン・ライン/
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
Walking On A Thin Line / Huey Lewis & The News
*1983年の大ヒット・アルバム「スポーツ」から、翌年、5枚目の
シングルとしてカットされ、全米18位のヒットを記録。
戦後ストレスに苦しむ帰還兵を歌っている。
4)ワン・ファイン・デイ/キャロル・キング
One Fine Day/Carol King
*1963年にシフォンズが全米5位に送り込んだナンバー。
1980年、キャロル・キングは、50年代から60年代にかけて、
当時の夫でもあったジェリー・ゴフィンと共に量産したヒット・ナンバーを
自らリメイクしたアルバム「パールズ ソングズ・オブ・ゴフィン&キング」
をレコーディングしこの曲をシングル・カット、全米12位を記録した。
★☆★☆★本編は
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