『野菜の廃棄ロスを削減するため、規格外になった野菜をピクルスに!』
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2021年3月16日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『野菜の廃棄ロスを削減するため、規格外になった野菜をピクルスに!』
埼玉県・深谷市で、商品にならない地元農家の規格外野菜を使った、
ピクルスの製造・販売がスタートし、話題となっているそうです!
こちらの取り組みを行っているのは、深谷市にあるNPO法人『イエローハーツ』。
2017年の設立以降、子ども食堂の運営を中心に、深谷市近郊のひとり親世帯
などに食料を配るフードパントリーなども展開してきたそうです。
そういった取り組みのなかで、あるとき、取引先の農家のかたから、
形が悪い野菜やサイズが小さすぎる野菜、さらには、多く取れすぎてしまった
野菜は、そのまま廃棄されるという事実を聞かされます。
それを知った『イエローハーツ』では、代表の田中一永さんを中心に、
規格外となった野菜の活用法を考え始めました。
お菓子への活用など、さまざまな試行錯誤を経て、最終的に、
どんな形の野菜でもあまり気にならない"ピクルス"に行きついたのだとか。
そこから、さらに味や分量の研究を重ね、ようやく完成にこぎつけたそうです。
たとえば、サツマイモは蜂蜜とレモンで甘く爽やかに、ゴーヤーはピリ辛の
和風の液で大人の味に、カリフラワーはカレー風味の液に漬けて仕上げているとのこと。
また、地元の特産品である深谷ネギにも挑戦したところ、食べやすく見た目も
良いカットの仕方に苦労しましたが、なんとか商品化に成功したそうです。
こちらのピクルスは『Vege Box(ベジボックス)』と名づけられ、
3本セットで税込2040円で発売中です。
詳しくは、『Vege Box(ベジボックス)』のホームページをご覧ください。
そちらのオンラインショップからもお買い求めいただけます。
なお、商品の売上金は、子ども食堂を主とした地域貢献活動の運営費に
充てられるということです。
また、現在は、深谷市のふるさと納税の返礼品にもなっているそうです。