『いざという時のために、"災害備蓄枕"が登場!』
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2021年3月9日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『いざという時のために、"災害備蓄枕"が登場!』
今年の3月11日で、東日本大震災から丸10年を迎えます。
いつ起こるかわからない自然災害に備えて、みなさんの家では、
どんなモノを準備されていますか?
最近は、いろいろなジャンルの災害備蓄用品が発売されていますが、
先日、いざというときのための『災害備蓄枕』という商品が登場し、
話題となっているそうです!
こちらの『災害備蓄枕』を開発したのは、枕をはじめとする寝具や睡眠グッズの
企画・開発などを行っている、千葉県・柏市の会社『まくら』。
会社の名前を聞いただけで、「枕」に対する思い入れの強さが伝わってきますよね!
睡眠の重要性を知るこちらの会社では、2018年の西日本豪雨、2019年に
千葉県を中心に被害が出た台風15号、2020年の熊本豪雨などの際、
避難所生活を送るかたや被災の影響で寝具を失ったかたへ、
枕の無償提供を行ってきました。
その取り組みのなかで痛感したのが、枕を「届ける」ことの大変さだったそうです。
被災地では道路が通行できない状態となることが多く、現地まで枕を届けることは
容易ではありませんでした。
そういった経験のなかから、『災害備蓄枕』という新商品の開発を思い立ったそうです。
開発にあたって特にこだわったのが、家庭の物置や会社の倉庫など、
小さなスペースでも保管できる"コンパクトさ"でした。
どこの自治体・企業・家庭でも、備蓄のメインとなる食料がスペースの大半を占めるため、
枕のような日用品は、なるべくコンパクトなサイズにしたかったそうです。
そして、実現したのがA4サイズの箱に収納できる『災害備蓄枕』!
非常時に箱から取り出して開封すると、徐々に膨らんでいき、
幅45センチ・奥行き35センチ・高さ6センチほどの大きさとなり、
心地よい弾力感が特徴の枕へと変身するそうです。
また、生地には燃えにくい素材を使用しているとのこと。
さらに、もうひとつのポイントが、貴重品を収納できるポケット機能が付いている点です。
枕が入っていた外箱に貴重品を入れ、それを枕のファスナーの
なかに収納することで、貴重品の盗難予防として活用できるそうです。
こちらの『災害備蓄枕』は、税込3850円で発売中です。
発売元である『まくら』のオンラインショップからもお買い求めいただけます。
詳しくは、『まくら』のホームページをご覧ください。