『ひとふりで"塩少々"が出てくる、画期的な新商品が登場!』
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2021年3月3日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『ひとふりで"塩少々"が出てくる、画期的な新商品が登場!』
みなさんは、レシピなどに「塩少々」と
書かれていたら、どれくらいの量を入れますか?
どうしてもアバウトになりがちな「塩少々」という量を、
ひとふりするだけで、誰でも手軽に使用することができるという、
画期的なアイテムが登場し、話題となっているそうです!
そのアイテムというのは、公益財団法人・塩事業センターが開発した、
その名も『塩ひとふり 230グラム』。
こちらは、これまで重さについて明確な定義がなかった「塩少々」という分量を
「およそ0・3グラム」と設定し、ひとふりでその量の塩を取り出せるという
商品になっています。
これにより、計量の手間が省けるほか、塩分の摂りすぎを抑えるのにも効果的とのこと。
ちなみに、商品名にある「230グラム」というのは、全体量を表しています。
どういった仕組みになっているのかと言いますと、小口と大口の2つの振出口があり、
小口側を真下に向けるとキャップ内部にある「ひとふりポケット」に
入っていた、およそ0・3グラムの塩が振り出され、ピタッと止まります。
そして、ボトルを元に戻すと再び「ひとふりポケット」におよそ0・3グラムの
塩が入り、次の振り出しの準備が整うというシステムになっているそうです。
開発にあたっては、「塩が出すぎないこと」「ひとふりで一定量を安定的に振り
出せること」を実現するために、キャップの改善を何度も繰り返し、
完成までに2年以上の期間を要したとのこと。
一定量を振り出せるだけでなく、振り出したときに塩が一ヶ所に集まらず、
素材や料理の上に適度に散らばるようにするために、穴の数や大きさ、
位置にもこだわったそうです。
また、キャップの開閉強度は、握力が弱い人でも開けやすく、
かつ容器を倒してもキャップが開いて塩がこぼれたりしない程度という、
絶妙なところを目指し試行錯誤を重ねたということです。
なお、大口のほうを使えば、多めの塩を必要とする調理にも対応できるので、
料理好きのかたにとっては、とても便利なアイテムとなっています。
こちらの『塩ひとふり 230グラム』は、350円+税で発売中です。
詳しくは、『公益財団法人・塩事業センター』のホームページをご覧ください。