『地球と宇宙を背景に記念写真を撮影!?』
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2021年2月16日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『地球と宇宙を背景に記念写真を撮影!?』
自分のお気に入りのグッズや写真、記念メッセージなどを上空に飛ばし、
地球と宇宙の両方を背景に記念撮影をしてくれるというサービスが
始まり、話題となっているそうです!
こちらは、茨城県・水戸市にある宇宙ベンチャー『スペース・バルーン』という
会社が始めた取り組みで、依頼者から受け取った品を"高高度気球"と呼ばれる、
ヘリウムガスを詰めたゴム風船に乗せて上空2万5000~3万メートルの
成層圏まで飛ばし、地球と宇宙をバックに記念撮影を行うそうです。
『スペース・バルーン社』では、去年9月に関東沿岸・茨城県沖では初となる、
"高高度気球"による成層圏飛行実験に成功したことから、今回、
このようなサービスを開始することになったのだとか。
ちなみに、その実験のときには、地元の特産品である"わらに入った水戸納豆"を
打ち上げたそうです。
マイナス60度に達する厳しい環境や、風速80メートルを超えるような
ジェット気流の中でも、まるで雲のじゅうたんを滑るように粘り強く飛ぶ
水戸納豆の姿が、鮮やかに撮影できたということです。
あらためて、記念撮影の流れを詳しくご説明します。
・まず、依頼者から受け取った品と、撮影モードに設定したビデオカメラを
"高高度気球"に乗せて打ち上げます。
・天高く飛んで行った"高高度気球"は、気圧の変化により膨張し、破裂。
・すると、パラシュートが付いたカメラなどが茨城県沖の太平洋上に落下。
・そして、それを回収した後、ベストフォト10枚と動画の一部が、
依頼者に届けられるというシステムになっています。
通常、一回の打ち上げで数百万円の費用がかかるそうですが、
『スペース・バルーン社』では複数のカメラと依頼品を飛ばすことができる
機体を使用することにより、一組あたりのコストを抑えることに成功!
そのため、税込55万円という価格で募集することになったそうです。
現在、100組限定で募集しているそうですので、詳しくは、
『スペース・バルーン社』のホームページをご覧ください。
なお、『スペース・バルーン社』では、今後に向けた究極の目標として、
子どもからお年寄りまで、誰もが青い地球と宇宙を自分の目で見ることができる
"有人成層圏飛行"を目指しているということです。