2月24日 ウィリー・ネルソン、シナトラを歌う
ピンチヒッター、荻原次晴さんの担当日に当たったのは、萩原健太さん。
オギワラとハギワラ、ただでさえ間違われやすいのですあが...
「荻原健司さんとよく間違われるんですよ」(健太さん)
なるほど! 確かに字面がかなり似ております。
今回は、間もなく発売になるウィリー・ネルソンのシナトラ名曲集「ザッツ・ライフ」(なんと通算71枚目のスタジオ・アルバム!)から2曲、
そして3年前に出た最初のシナトラ名曲集から1曲、
さらに本家シナトラの最近リリースされたデジタル・レア音源集から1曲という構成でお送りしました。
*プレイリスト*
01. Willie Nelson / You Make Me Feel So Young (2:52)
*「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」は1946年の映画
「スリー・リトル・ガールズ・イン・ブルー」のために作られたもので、
1956年にシナトラが歌って以来、彼の重要なレパートリーになった。
02. Willie Nelson / Blue Moon (2:37)
*2018年に出た最初のシナトラ・トリビュート「マイ・ウエイ」収録。
「ブルー・ムーン」はリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートが
1934年に創り出したエヴァー・グリーン。シナトラは61年の
アルバム「シナトラズ・スウィンギン・セッション」で取り上げている。
「C-Am-F-G-Cという黄金の循環コードを初めて取り入れた歌なんです」(健太さん)
03. Frank Sinatra / Nancy (1977 unreleased version) (2:30)
*1942年に作曲家ジミー・ヴァン・ヒューゼンがコメディアン、
フィル・シルヴァーズに「妻、ベッシーがもうじき誕生日なんだ。
パーティ用に歌を作ってくれないか」と歌詞の原型を提示した。
ヒューゼンと作詞のパートナー、ジョニー・バークが手直しして
これを披露した所大好評。以後、様々な誕生パーティで、歌詞を主人公の
名前に代えて演じていたが、フランクの愛娘ナンシーの誕生パーティで
披露するとフランクが感極まって「僕の娘にこんな素敵な歌を!」と誤解。
1944年にフランクが録音するとヒューゼンは印税をナンシーに贈った、
今回ご紹介するのは1977年に再録音した未発表ヴァージョン。
2月に出たレア音源集に収録されている。
04. Willie Nelson / That's Life (3:39)
*作者はディーン・ケイとケリー・ゴードン。シナトラの1966年の
同名アルバム タイトル曲としてリリース、シングルも全米4位となった。
M01とM04が2月26日リリースの新作『ザッツ・ライフ』からの曲です。
M02が2018年リリースの『マイ・ウェイ』から。
M03が2月5日にストリーミング/ダウンロード販売がスタートしたフランク・シナトラの『Reprise Rarities (Vol. 2)』からの曲です。
*オープニング・ナンバー*
荻原次晴さんがセレクトしたのは、大好きだというマイケル・ジャクソンの「今夜もビート・イット」。
コーナー終わり近くに「そうだ、ウィリー・ネルソンって、ウィ・アー・ザ・ワールドに出てましたよね!」と思い出し、
「そうそう、そこでマイケルと共演してるよね」と健太さん。
★☆★☆★本編は