『静岡の高校生が、廃材を使った"魚釣りおもちゃ"を開発!』
※放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。
2021年1月12日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『静岡の高校生が、廃材を使った"魚釣りおもちゃ"を開発!』
そんななか、静岡県・伊東市にある伊東商業高校の生徒さんが、
不用となった木材などを使用した"魚釣りおもちゃ"を考案し、
まもなく、一般向けの販売がスタートするそうです!
授業の一環として、地域を活性化させるためのビジネスプラン作りに取り組んで
きたという伊東商業高校。そのなかで、4人の3年生を中心に考案されたのが、
廃材を使った魚釣り体験おもちゃ、その名も"UFOキャッチャー"ならぬ、
『遊漁(ユーギョー)キャッチャー』でした。「遊漁」というのは「遊ぶ」という
字に「漁業」の「ぎょ」と書きます。
考案した4人は、レジ袋の有料化をきっかけに環境問題に関心を持ち、
森林の保全活動などを行っている人たちから話を聞くなかで、
不用となった木材を使うことを思いついたそうです。
その後、どんな商品を作るか検討していくなかで、新型コロナウイルスの影響で、
親子で過ごす時間が増えていることなどから、"親子で遊べるおもちゃ"を
開発することに決まったのだとか。
そして、同じ伊東市内にある、主に雑貨などを製造・販売しているお店
『かりゆし工房』に協力を依頼したところ、快く引き受けてくださり、
いらなくなった木材の提供や、工具の貸し出しなどにいたるまで、
全面的にバックアップしてくれたそうです。
そういった協力を得て完成した『遊漁キャッチャー』というのは、
不用となったスギやヒノキを切り抜き、それをやすりで磨いたりして作った
アジやサバなどの魚を、先端に磁石が付いた竿で釣り上げ、
合計得点を競うゲームとなっているとのこと。
部屋のなかで床に置いて遊ぶだけではなく、お風呂などで水に浮かべて遊ぶ
こともできるのだとか! また、それぞれの魚は干物のように開けるようにも
なっているなど、遊び心が満載!
こちらの『遊漁キャッチャー』は、開発を協力してくれた『かりゆし工房』で、
今月下旬頃から、1セット3000円+税で発売予定となっています。
詳しくは、『かりゆし工房』までお問い合わせください。
なお、現在、中小企業庁が主催する『全国ビジネスプランコンテスト』などにも
エントリーしているそうです。