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2020年12月7日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『日本一の"モグラ駅"にグランピング施設がオープン！』

日本一の"モグラ駅"と聞いて、どこか思い当たる駅はありますか？
鉄道ファンにとっては、おなじみとなっている"日本一のモグラ駅"、
JR上越線の土合（どあい）駅。
その土合駅に、今、話題のグランピング施設が誕生し、
注目を集めているそうです！

まずは、ご存じないかたのために、なぜ土合駅が"日本一のモグラ駅"と
呼ばれているのかをご説明します。谷川岳の麓にある土合駅の下り線
ホームは、地下約70メートルの位置にあり、地上改札にたどりつくまでに、
全部で486段の階段を上らなければならないことから、"日本一のモグラ駅"
と呼ばれ、親しまれています。

そんな土合駅に先月、誕生したのが、グランピング施設『DOAI VILLAGE』。
ちなみに、グランピングというのは、「グラマラス」と「キャンピング」を
掛け合わせた造語で、ホテル並みの設備やサービスを利用しながら、
自然の中で快適に過ごすキャンプのことを意味します。

こちらの『DOAI VILLAGE』の宿泊施設は、一般的なテントよりも頑丈で、
断熱性にも優れた「インスタントハウス」と呼ばれる建物となっており、
なかには、ベッドやテーブル、コンセントなども備えられているそうです。
また、上り線は地上を走っているため、「インスタントハウス」のなかから、
上越線が走り抜ける姿を楽しめるとのこと。
鉄道ファンには、たまりませんね！

さらに、宿泊施設以外にも、かつての駅務室を改装した喫茶店や、
宿泊者専用の野外サウナなども用意されているのだとか。
喫茶店では、地元で採れたキノコを使った鍋などが味わえるほか、
朝は自分で好きな具材を選んで焼くホットサンドなども楽しめるそうです。
そして、野外サウナに関しては、冬はまわりに積もった雪のなかに飛び込み、
火照った体を冷ますことできるのだとか！

また、今後は、地下ホームにある小屋を活用して、クラフトビールを貯蔵し、
ここでしか味わえない"モグラ熟成ビール"を開発することも予定されている
そうです。

こちらの『DOAI VILLAGE』の宿泊料金は、1人1泊2食＆フリードリンク
付きで、税別25000円となっています。
そのほかの施設の情報や予約方法など、詳しくは、『DOAI VILLAGE』のホームページをご覧ください。