くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

毎週月曜日〜金曜日 9:00~13:00 文化放送

デイリー「ホッと」トピックス

『室内履き用の下駄が人気に!』

このコーナーをradiko.jpタイムフリーで聴く

※放送終了後1週間しかお聴きになれません。

※詳しくはコチラをご覧ください。

2020年8月25日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『室内履き用の下駄が人気に!』


717523DA-9ECD-4308-A633-4D4D8741C3D7.jpeg

みなさんは、最近、下駄を履く機会なんてありますか?


これまでの概念を覆す、"室内で履くための下駄"が登場し、話題となっているそうです!


こちらの"室内履き用の下駄"を開発したのは、群馬県・沼田市で下駄の製造・販売を手がけている
『丸山下駄製造所』という、職人ふたりの小さな工房。
ちなみに、群馬県内で下駄を製造している唯一のお店だそうです。


新型コロナウイルスの影響で、各地の夏祭りや花火大会などが中止となり、
それに伴って下駄の売り上げも大幅に減少していたなか、下駄職人歴67年の
丸山勝美さん(82)と、去年の6月に弟子入りしたばかりの高橋枝里さん(31)が、
「何かできないだろうか」と知恵を出し合い、その結果、"室内履き用の下駄"が考案されたのだとか。


今回、誕生したのは、スリッパの代わりに使える室内履き用の『平ら下駄』と、
足のストレッチができる『リフレッシュ下駄』の2種類。


まず『平ら下駄』は、下駄の歯や底の部分にゴムを貼り付け、金具を使わないようにして、
床が傷ついたり、滑らないように配慮されています。
特に、女性用の下駄は、指の間を開かせて血行が良くなるよう、
鼻緒を通常の3倍の太さにしているのだとか。
また、着物柄の和紙も貼り付け、見た目にも
美しい、華やかなデザインとなっているそうです。


もうひとつの『リフレッシュ下駄』は、後ろ側の歯を低くし、アキレス腱や
ふくらはぎがよく伸びるように工夫されているのだとか。


6月から発売を開始したところ、すぐに話題となり、関東だけではなく関西や
九州などからも注文が相次ぎ、あっという間に品薄状態に。
現在は、注文から手元に届くまで2ヶ月ほどお待ちいただいているそうです。


こちらの『平ら下駄』と『リフレッシュ下駄』は、どちらも税込5000円。
現在、『丸山下駄製造所』のオンラインショップでのみ取り扱っています。
詳しくは、『丸山下駄製造所』のホームページをご覧ください。

radiko.jp 文化放送を今すぐ聴く!