『埼玉の町工場が作った「フェースガード」が人気に!』
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2020年8月19日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『埼玉の町工場が作った「フェースガード」が人気に!』
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、
マスクなどと共に注目されるようになった『フェースガード』。
今では多くの企業が製造を手がけているようですが、
今年3月、いち早く開発を始めていた埼玉県の町工場による
フェースガードが、注目を集めているそうです。
その町工場というのは、埼玉県の八潮市にある、主にプラスチック製品の
加工を手がけている『タイロン』という会社。
こちらでは、コンビニ弁当の容器などに使われている、ポリプロピレンという
素材の透明なシートなどを製造しているそうです。
そんな町工場『タイロン』がフェースガードを開発することになったキッカケは、
新型コロナウイルスに関するニュース映像でした。
飛沫感染の危険があるなか、医療従事者の皆さんが命がけで患者さんと向き合っている姿を見て、
「うちのシートが役に立つかもしれない」と、考えました。
そこから、取引先の会社と共同でフェースガードの開発をスタート。
出来上がった試作品を医療関係者に使ってもらったところ、
「聴診器を使いやすくしてほしい」といった意見などがあり、さらに改良。
そして、3月半ばに、「薄くて、曇りにくいのが自慢」という、『タイロン』製のフェースガードが完成!
まず、埼玉県医師会を通じて、県内にあるおよそ1000の医療機関に
サンプルを送ったところ、その後、続々と注文が入るという状況に!
さらに、4月末に知り合いを介して首相官邸にも届けたところ、
菅義偉官房長官の記者会見の際、横で手話通訳をされているかたが使用し、
大きな話題となりました。
また、現在は埼玉県内や県外の「ろう学校」などにも提供されている
ということです。
こちらのフェースガードは、一般のかたの購入も可能です。
50枚・1セットからの販売となっており、価格は7500円+税。
詳しくは、『有限会社 タイロン』までお問い合わせください。