『杉並の高校球児たちの足跡を紹介する特別展が開催中!』
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2020年8月10日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『杉並の高校球児たちの足跡を紹介する特別展が開催中!』
現在、『杉並区立郷土博物館・分館』において、甲子園に出場した
ことがある杉並区内の学校ゆかりの品々を展示している特別展
『杉並の高校野球 春夏熱闘の記憶~幻の大会から令和の大会まで~』
が開催され、多くの高校野球ファンで賑わっているそうです。
これまで杉並区内の学校で、甲子園に出場したことがあるのは、春・夏
合わせて、日大二高・佼成学園・国学院久我山・日大鶴ケ丘の4校。
今回の特別展では、その4校の帽子とユニホームをはじめ、夏の西東京
大会の優勝盾などが展示されているほか、去年の夏、国学院久我山が
甲子園に出場した際、実際に選手たちが使用していたグラブやスパイク、
1回戦のウイニングボールなども並んでいるそうです。
また、国学院久我山のOBで、現在は千葉ロッテマリーンズの監督を務めて
いる井口資仁さんが、1991年の夏に甲子園に出場した際のユニホームや、
日本のプロ野球とアメリカ・メジャーリーグにおける初ホームランの記念
ボールなども展示されているのだとか!
そのほかには、日大二高が春夏ともに甲子園初出場を果たした1959年の
エースで、その後、プロ野球の西鉄などでも活躍した井上善夫さんが、
全日本高校選抜の一員としてアメリカ遠征した時のユニホームなども!
さらには、太平洋戦争により中断された夏の選手権大会に代わり、
1942年に一度だけ開催され、"幻の甲子園"とも言われている
全国中等学校錬成野球大会に南関東代表として出場した、
杉並区内の京王商業(現在の専修大学付属高校)の記録を伝える
コーナーも。
ちなみに、選手が「選士」と呼ばれたこの大会において、京王商業は
惜しくも1回戦で敗退しましたが、優勝した徳島商業相手に延長14回
サヨナラという大健闘を見せたそうです。
そして、その試合に3番・セカンドで出場されていたかたが、今回の
特別展開催を知り、当時のスコアブックを提供してくれたのだとか!
こちらの特別展『杉並の高校野球 春夏熱闘の記憶~幻の大会から
令和の大会まで~』は、8月30日(日)まで開催されています。
会場となる『杉並区立郷土博物館・分館』は、JR中央線・荻窪駅から
歩いて10分ほどの場所にあります。
開館時間は午前9時から午後5時まで。観覧は無料。
月曜と第3木曜が休館日となっていますが、今日は祝日のため開館
しています。
詳しくは、『杉並区立郷土博物館』のホームページをご覧ください。