『北茨城の旅館が、「あん肝ラーメン」専門店をオープン!』
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2020年7月6日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『北茨城の旅館が、「あん肝ラーメン」専門店をオープン!』
先日、茨城県の北茨城市にある『あんこうの宿 まるみつ旅館』が、
同じ建物のなかに、『あん肝ラーメン』の専門店をオープンし、
話題となっているそうです。
1966年に創業されたという、こちらの『まるみつ旅館』。
おいしい「あんこう料理」が楽しめる宿として、首都圏エリアを中心に、
多くのお客さんが訪れていました。
しかし、2011年の3月11日に発生した東日本大震災により、
『まるみつ旅館』の建物も大きな被害を受け、さらに、
原発事故による風評被害の影響なども加わり、一時は、
お客さんの数がゼロまで落ち込んだそうです。
そこから少しずつ立て直していき、あの日から9年のときを経て、
ようやくお客さんの数も震災前の水準まで戻ってきていました。
そんななか、新型コロナウイルスの影響が、容赦なく『まるみつ旅館』を
襲います。3月下旬以降、キャンセルが相次ぎ、とうとう4月12日からは
臨時休業へと追い込まれることに......。
しかし、このまま終わるような『まるみつ旅館』ではありません!
「待っていても何も始まらない」と、社長やスタッフが必死に打開策を検討。
その結果、以前から好評だった「あん肝ラーメン」に命運をかけることに。
そして、休業中の『まるみつ旅館』の宴会場を使い、「あん肝ラーメン」の
専門店『麺屋まるみつ』をオープン!
これまで地元のイベントなどで提供してきた、あん肝とみそを合わせた
スープのラーメンを、今回、ペースト状のあん肝をのせてより濃厚な
味わいにする改良を加えたそうです。また、アンコウの骨のまわりの肉を
唐揚げにした「あんこうスペアリブ」をトッピングに用意。
さらに、「追い飯」を追加すれば、締めの雑炊まで味わえるのだとか!
早くも人気となり、週末にはスープが売り切れになることも多いそうです。
こちらの「あん肝ラーメン」、価格は850円+税となっています。
8月末までの期間限定営業の予定ですが、評判がよければ延長を検討する
ということです。ちなみに、8月には陸上養殖しているトラフグからだしを
取った塩味の販売も予定しているそうです。
お店の場所や営業時間など、詳しくは『まるみつ旅館』のホームページを
ご覧ください。旅館の営業も再開しています。
また、ホームページでは『あん肝ラーメン』の通信販売も行っています。