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2020年6月22日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『社会問題を遊びながら学べるカルタが登場！』

貧困・食品ロス・LGBT・不登校......など、さまざまな社会問題を
遊びながら学べるカルタを、東京都内にあるIT企業が制作し、
それがインターネット上で無料公開され、話題となっているそうです。

こちらのカルタを制作したのは、荒川区にある『チャリツモ』という会社。
2016年、会社の代表でデザイナーの船川諒さんが中心となり、社会問題を
わかりやすく伝えるウェブサイトを作り、そのサイト内で反響の大きかった
話題を中心に『社会問題見えるカルタ』の第一弾を製作しました。

ちなみに、カルタという形式を選ばれたのは、船川さんが子どもの頃、
地元・埼玉県の郷土カルタを通して、故郷の伝統文化や名産品などを
知ることができたという記憶が背景にあるそうです。

その後、クラウドファンディングで資金を集めて商品化し、
2018年に発売したところ、わずか半年ほどで完売！

そして、今回、新たな社会問題などを加えた改訂版を製作し、
この春にも売り出す予定でしたが、新型コロナウイルスの
感染拡大の影響により、販売の見通しが立たないことから、
ウェブサイトでの無料公開を決めたそうです。

読み札の一例としては......、
「あいしてる それをいいたいだけなのに なぜこんなにもくるしいんだろう」
「いくつもの しごとかけもちせわしない よういくひもなくそだてるははよ」
「おにぎりを まいにちひとつすてている しょくひんロスってもったいないね」

また、それぞれの読み札にはQRコードが掲載されており、
それをスマートフォンで読み取ると、さらに詳しい情報や、
その問題の解決に取り組んでいる団体を見ることできるという
システムになっているのだとか！

詳しくは、『チャリツモ』のホームページをご覧ください。
『社会問題見えるカルタ』で検索しても出てきます。