『行田市が誇る「足袋」がマスクに変身!』
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2020年6月10日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『行田市が誇る「足袋」がマスクに変身!』
2017年に放送された、池井戸潤さん原作のドラマ『陸王』の影響などもあり、
"足袋の街"として全国的に知られるようになった行田市。
そんな行田市で、足袋づくりの技術を生かしたマスクの
製造が始まり、話題となっているそうです!
そのマスクを製造しているのは、足袋型のランニングシューズを生み出した
ことで知られる老舗『きねや足袋』。『陸王』の執筆にあたり、池井戸先生が
取材に訪れたことでも有名なお店です。
こちらの『きねや足袋』では、新型コロナウイルスの感染拡大により、
マスク不足が深刻になっていた3月末、街づくりNPO法人
『ぎょうだ足袋蔵ネットワーク』のメンバーから依頼されたのをきっかけに、
「自分たちも何か役に立ちたい」との思いで、マスクを生産することになったそうです。
そして、空いていた生産ラインを使って始まったこちらのマスク作りでは、
足袋の裏地(肌に触れる部分)に用いる吸湿性の良い素材を使用。
ちなみに、マスクの表面には丈夫なブロード生地を、
裏面にはなめらかで伸縮性のあるメリヤス生地が使われているのだとか。
ただ、普段は足袋を作っている職人が、1枚ずつ丁寧に縫いあげる形で製造
しているため、完成までに時間がかかり、1日に180~200枚程度が限界とのこと。
そんな職人さんによる、文字通り手作りのマスク。
最初に完成した分は、行田市役所で働く職員の皆さん(946名)や、
市内にある『ものつくり大学』の皆さんに寄贈されたそうです。
その後、一般向けの販売が始まっており、現在は、SMLの3つサイズ、
それぞれ1枚・税込550円で発売されています。
なお、購入したお客さんが、自分でも同じ形のマスクを作れるようにと、
型紙と縫い方の説明が書かれた紙も一緒に付いてくるそうです。
こちらのマスクは『きねや足袋』のオンラインショップなどから購入できます。
詳しくは、『きねや足袋』のホームページをご覧ください。