『森鴎外がつないだ縁!島根のお米を文京区の子どもたちへ!!』
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2020年6月1日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『森鴎外がつないだ縁!島根のお米を文京区の子どもたちへ!!』
森鴎外の出身地である島根県・津和野町の特産のお米を、鴎外が晩年を過ごした街、
東京・文京区の子どもたちに届けようというプロジェクトが進行しているそうです。
文京区では2017年から、子どもの貧困問題などに取り組む市民団体と一緒に、
子どものいる生活が苦しい家庭に食品を配る『こども宅食』という活動を行ってきました。
こちらの『こども宅食』では、企業などからの寄付を中心に食品を調達していますが、
毎回、必ず配ることになるお米に関しては、常に足りない状態が続いていたそうです。
そんななか、森鴎外の出身地と、長年にわたり暮らした街という縁から、
文化振興や災害応援に関する協定を結び、以前から交流を深めていたという
島根県の津和野町が立ち上がります。
ふるさと納税で集まった寄付金を使い、津和野町が誇るおいしいブランド米
『ヘルシー元気米』を買い上げ、それを文京区に送り届けると、
『こども宅食』を利用する家庭に届けられるシステムになっているのだとか。
ちなみに、津和野町ではふるさと納税の目標額を350万円に設定しており、
この金額に到達すると、『こども宅食』を利用しているおよそ600世帯の家庭に、
それぞれ6kgずつの『ヘルシー元気米』を届けることができるそうです。
ちなみに、ふるさと納税に協力してくれたかたにも、同じく返礼品として
『ヘルシー元気米』が届けられるとのこと。
今回の津和野町の取り組みに対して、文京区では"森鴎外がつないでくれた縁"
に感謝する声があがっているそうです。
なお、津和野町では今月いっぱいまで、ふるさと納税を通しての寄付を受け付けています。
詳しくは、ふるさと納税サイト『ふるさとチョイス』をご覧ください。