月末の男、萩原健太さんが登場!
コロナ禍が世界を席巻して以来、様々なアーティストが自宅から音楽を配信する試みを行っていますが、その中の一人、大ヴェテラン、ことし81歳になるニール・セダカをピックアップ!
「ニール・セダカ、毎日3曲ずつ弾き語りを配信してくれてます。
これがいい味出してるんですよ」
セダカといえば60年代初頭、アイドル的な人気を博したことで有名ですが、ビートルズの襲来でアメリカでは影が薄くなってしまい、オーストラリアやイギリスなどに活躍の場を移していました。
しかし70年代を迎え、「雨に微笑みを」が全米№1を獲得したことで人気が再燃。74年から76年ごろにかけシングル・ヒットを連発、さらにカーペンターズやキャプテン&テニールなどへの提供曲が大ヒットしたことで「第二の黄金時代」が到来します。
「でもこの時代のオリジナル・アルバムがほとんど廃盤で手に入らないんです。
配信にもまったく入ってなくて」という健太さんが、その貴重なLPをスタジオにお持ちくださいました!
*プレイリスト*
1)Laughter In The Rain(雨に微笑みを)
言わずと知れた74年の大ヒット。バックは「ザ・セクション」の面々。
2)Breaking Up Is Hard to Do (Slow Version)
*62年に全米№1を記録した自作を75年にリメイク。
翌年にかけ全米8位の大ヒットとなった。カーペンターズや
パートリッジ・ファミリーのカヴァー版でもおなじみ。
3) Born To Be Bad
*78年のアルバム「All You Need Is Music(愛は華麗に)」から。
4) Alone At Last
*77年のエレクトラ移籍第一弾「A Song(恋のアマリロ)」収録。
「すごい好きな曲なんで、ミニ・コンサートにリクエストしたら...
やってくれたんですよ!」と興奮気味の健太さん。
5) Betty Grable
*74年の「雨に微笑みを」収録。録音の数か月前に亡くなった
女優・歌手のベティ・グレイブル(1916-73)に捧げた歌。
*オープニング・ナンバー*
「セパレイト・ウェイズ/ジャーニー」
何も思い浮かばなくて...ニールつながりで、ギターがニール・ショーンってことで(邦丸さん)