『山と海がコラボした調味料が誕生!』
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2020年4月8日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『山と海がコラボした調味料が誕生!』
日本全国で、さまざまな調味料が作られていますが、
そんななか、先日、"山と海がコラボした"という新たな調味料が誕生し、
話題となっているそうです!
その調味料というのが、群馬県の北東部に位置する片品村の特産品
『大白(おおじろ)大豆』を原料として使い、そこに千葉県・銚子市にある醸造会社
『銚子山十(やまじゅう)』の製造技術を用いて作られたという『醤(ひしお)』。
そもそも、このようなコラボが行われたのは、50年以上も続いているという、
片品村と銚子市の小学校との交流がキッカケとなったのだとか。
夏は海のない片品村の児童が銚子市に行き、冬は雪がない銚子市の児童が
片品村にやってきて、児童の家に宿泊するという交流を続けてきたそうです。
そんななか、片品村にある『道の駅・尾瀬かたしな』の駅長さんで、
ご自身もおよそ30年前に交流会に参加されたという星野重雄(ほしの・しげお)さん(43)が、
「何か一緒にできないだろうか」と、銚子市観光協会に相談し、
おととしの冬、プロジェクトがスタート。
その後、1630年創業という江戸時代から『ひしお』を作り続けている
『銚子山十』を紹介され、片品村の特産品『大白大豆』を使った『ひしお』の製造を依頼。
そこから、およそ1年をかけて完成にこぎつけたそうです。
ちなみに、『ひしお』というのは、日本の伝統的な調味料で、味噌や醤油の原型とも
言われており、見た目は味噌に近いですが、味はしょうゆに近いのだとか。
食べ方としては、ご飯に乗せたり、野菜にディップしたりしてもおいしいほか、
固形の醤油として、さまざまな料理の調味料としても利用できる、万能な調味料だそうです。
こちらの『ひしお』は、40グラム×2パックで330円、5パックだと740円となっており、
現在は『道の駅・尾瀬かたしな』でのみ限定販売中です。
詳しくは、片品村観光協会の公式サイトをご覧ください。