『築100年のお米屋さんを改築した"おむすびカフェ"が人気に!』
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2020年3月30日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『築100年のお米屋さんを改築した"おむすびカフェ"が人気に!』
リスナーの皆さんは、板橋区にある「仲宿商店街」に行かれたことは
ありますか? 江戸時代に中山道の宿場町「板橋宿」として栄えた
「仲宿商店街」。その商店街の中にある、約100年前に建てられた
というお米屋さん「板五米店」が、昔ながらの外観などはそのままに、
"おむすびカフェ"として生まれ変わり、話題となっているそうです。
大正3年(1914年)に建てられたという「板五米店」は、近世町家の雰囲気に
レンガ壁で洋風のテイストを加えており、近代の息吹を感じさせる建築物
として地元の方や観光客から愛されていました。10年ほど前にお米屋さん
としての営業を終え、その後は貸店舗などとして利用されていましたが、
文化財としての価値も高いことから、江戸時代の宿場町の雰囲気を後世に
伝えるスポットとして活用しようという声が高まったそうです。
その後、さまざまな意見が出たなかから、元々はお米屋さんだったこともあり、
"おむすびカフェ"にすることが決定! そこからクラウドファンディングで
資金を集めたり、板橋区から助成を受けたりして、オープンにこぎつけました。
"おむすびカフェ"に生まれ変わった「板五米店」では、日替わりおむすびや
ランチセット、甘味などを楽しむことができるほか、板橋宿に隣接して加賀藩の
下屋敷が置かれて以来、石川県・金沢市とゆかりがあることから、金沢で有名な
ほうじ茶などの和テイストなドリンクも提供しているそうです。
また、お店の2階は客席として利用するほか、江戸時代の寺子屋のように、
地域の方々が先生となり、子どもたち向けのワークショップなどを定期的に
開催されているとのこと。
そのほか、店内には板橋宿のまち歩きをサポートする「イタゴツーリズム
案内所」や、板橋宿や付近の史跡・公園などにゆかりのある品を展示する
「マチノギャラリー」なども設置されているそうです。
こちらの"おむすびカフェ"「板五米店は、都営三田線の板橋区役所前駅から
歩いてすぐの場所にあります。営業時間は、午前11時半から午後3時半まで。
また、午後6時から9時までは定食屋として営業しているそうです。
お休みは不定休。詳しくは、「板五米店」のホームページをご覧ください。