『【身近なものを使った火おこしのやり方】 うまく火をおこすコツとは?』
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2020年3月18日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『【身近なものを使った火おこしのやり方】 うまく火をおこすコツとは?』
地震や台風などの災害が起こったときには、ガスや電気、水道などが
何日も使えなくなり、場合によっては、
自分たちの力で火をおこさなければならない状況になるかもしれません。
でも、一体どうやって火をおこせばいいのでしょうか?
ということで、きょうは、身近なものを使った火おこしの方法や、
そのコツなどをご紹介します!
まずは、火をおこす時の「安全な場所選び」について。
火をおこす場所選びには、次の3つのポイントがあります。
➀「地面が乾いた場所を選ぶ」
②「風の強さと向きを確かめる」
③「周りに燃えやすいものがない場所を選ぶ」
続いて、「【家にある材料でできる!】火おこしのやり方」について
まずは、火をおこすための「即席かまど」をつくります。
家にある「鍋」に「金網のザル」を重ねれば、即席かまどの出来上がり。
重ねた鍋とザルの間に空気の通り道ができて、効率よく火が燃えます。
続いて、新聞紙、割り箸、輪切りの木、牛乳パック、そして割り箸の先に
布製ガムテープを巻いた旗のようなものを作ります。
火を燃やす順番は、「燃えやすいものから燃えにくいものへ」です。
薄くて燃えやすい新聞紙、割り箸、輪切りの木の順番で燃やしていきます。
新聞紙は半分に、それから4分の1に切ります。新聞紙は縦に切ると、
きれいに切れますよ。
それを一度クシャクシャに丸めてから元に戻し、軽く雑巾を絞る要領でまとめます。
新聞紙は、絞り方で燃えるスピードが変わり、固く絞ると長く燃えます。
まず材料の中で一番燃えやすい新聞紙を一番下に置きます。
次に割り箸です。空気が入りやすいように、隙間をつくりながら置いていき
ます。新聞紙から割り箸へ火が燃え移るようにセットしていきます。
最後は、輪切りの木をセットします。災害時は壊れた家具や建具などを
燃やすこともありますが、今回は輪切りの木を使います。
そして、ここで登場するのが、割り箸の先に布製ガムテープを巻いた
謎の旗のようなもの。
その正体は、火をつけるための「点火棒」です。
布製ガムテープの粘着部分には燃えやすい成分が含まれているため、
火力が強く、風が吹いても消えにくいそうです。
点火棒に火をつけて、新聞紙に火を移せば、即席かまどの中で火が燃えます。
火が消えそうになった時などに入れる補助燃料として使えるのが、
よく燃える牛乳パック。
使う時は、小さくちぎって入れていきましょう。
火を扱うことは、簡単なことではありません。
正しい知識と技が必要です。
ただ、必要以上に怖がる必要もありません。
火の正しい扱い方を身につけて、いざという時のために、火を味方につけたいですね。
今日ご紹介した「身近なものを使った火おこしのやり方」については、
東京ガスの生活情報サイト「ウチコト」の防災カテゴリからチェックしてみて
ください!「ウチコト」には、きょうご紹介したようなお役立ち情報だけでは
なく、家事や子育てなど、さまざまな情報が掲載されていますので、
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