『台風被害の梨を使ったレトルトカレーが登場!』
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2020年3月11日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『台風被害の梨を使ったレトルトカレーが登場!』
「カレー」に「梨」と聞くと、あまりなじみのない組み合わせなので、
「大丈夫なの?」と思われるかたも多いかと思いますが、
実は、とてもおいしいらしく、売れ行きも好調なのだそうです。
こちらの「梨カレー」を製造しているのは、東京・府中市、調布市、狛江市を
エリアとする「マインズ農業協同組合(通称:JAマインズ)」。
おととしの9月に発生した台風21号の影響により、あと少しで収穫という
タイミングで落下してしまい、販売できなくなった梨1200kgを買い取り、
梨のシャーベットや焼き肉のタレ、さらには学校給食用のゼリーなどに加工し、
消費してきました。
しかし、それでも400kgの梨が残ってしまったため、「梨ピューレ」に加工し、
冷凍保存しておくことに。
その「梨ピューレ」を活用するための手段として、「梨カレー」の開発に挑むことが決定。
カレーの有名店や一流ホテルでも使われているカレー粉メーカー、ナイル商会とコラボし、
試行錯誤を繰り返しながら、およそ1年をかけて府中市産の「梨カレー」が完成!
ちなみに、開発段階では、梨の量が多いと甘すぎたり、逆に少ないと梨の風味が
感じられなくなるため、ご苦労されたそうです。
完成した「梨カレー」は、梨ピューレがおよそ30%の割合を占め、
そこに数種類のスパイスを合わせることで旨味やコクが生まれ、
子どもからお年寄りまで幅広い世代に好まれる味に仕上がっているとのこと。
また、「梨カレー」の箱詰め作業は、同じ府中市内にある社会福祉法人
「ワークセンターこむたん」へ業務委託しており、これにより「農業と福祉」の
連携商品にもなっているのだとか。
こちらの「府中市産 梨カレー」は、1個480円で発売中。
府中市・調布市・狛江市にある「マインズショップ」などで取り扱っています。
詳しくは、「JAマインズ」のホームページをご覧いただくか、
「JAマインズ」本店・地域振興部・販売課までお問い合わせください。