『ふるさと納税の返礼品として、被災地の体験型ツアーが人気に!』(前編)
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2020年3月5日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『ふるさと納税の返礼品として、被災地の体験型ツアーが人気に!』(前編)
来週の水曜日で、東日本大震災の発生から丸9年を迎えます。
年々、報道される機会が減っていくなかで、被災した自治体では、
震災が風化することを防ぐために、様々な取り組みが行われています。
そのひとつが、ふるさと納税の返礼品として、実際に被災地に来てもらい、
いろいろな体験をしてもらおうというツアーの実施。
すでに東北各地で行われており、人気となっているそうです。
ということで、今日と明日の2日間は、そういった取り組みのなかから、
いくつかご紹介します。
まず、ご紹介したのは、岩手県・宮古市のふるさと納税の返礼品。
宮古市では去年の11月から、津波遺構である「たろう観光ホテル」を中心に、
津波被害のひどかった田老地区をガイドが案内してくれるという返礼品を
始めています。
こちらの見学ツアーのメインとなるのが、「たろう観光ホテル」に押し寄せる
津波の様子を撮影したVTRの上映会。想像を絶するレベルの津波が、ホテルを
飲み込んでいく様子が克明に収められているのだとか。
宮古市では、より多くの方々に自然災害の恐ろしさを知ってもらい、
防災意識を高めてほしいという思いを込めて、このような返礼品を
企画したそうです。
こちらの見学ツアーは、1万円のふるさと納税で5名まで参加できます。
続いてご紹介したのは、宮城県・石巻市のふるさと納税の返礼品。
石巻市では「被災地めぐり語り部タクシー付き宿泊パック」という
返礼品が用意されています。
こちらでは、石巻市内をタクシーでめぐりながら、復興に向けて進んでいる
"石巻の今"を知ることができるのだとか。
宿泊は、石巻を代表する老舗ホテル「石巻グランドホテル」。
夕食は、三陸が誇る新鮮な魚介類をふんだんに使った本格イタリアン、
または和食懐石コースから選べるとのこと。こちらも楽しみ!
石巻市の返礼品「被災地めぐり語り部タクシー付き宿泊パック」は、
10万円のふるさと納税で、2名が参加できます。
ご紹介した返礼品について、詳しくは「ふるさと納税サイト」をご覧ください。
明日も、ふるさと納税の返礼品として人気が高まっている、
『被災地の体験型ツアー』をご紹介します。お楽しみに!