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デイリー「ホッと」トピックス

『使わなくなった着物がスニーカーに!?』

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2020年2月19日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『使わなくなった着物がスニーカーに!?』


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着る機会のない着物や帯を使って作る、完全オーダーメードのスニーカーが登場し、
話題となっているそうです。


こちらの"着物スニーカー"を手がけているのは、東京・日本橋人形町にある
「オーダーメイドの靴からはじめる体づくり」がコンセプトのお店『&Steady(アンド・ステディ)』。
日本に先駆けて中国で販売したところ、好評を博したことから、
日本でも取り扱いを始めることになったのだとか。


日本古来からの伝統の衣装である着物や帯は、美しい染色が施された繊細なシルク素材が使われ、
華やかさとともに上品で上質な佇まいを感じさせます。
しかし、和装する人が減少し、それに伴い生産する職人も減っているため、
そのような状況を危惧し、こういった取り組みを始めるようになったそうです。


こちらでは、通常のスニーカーを作るための製法ではなく、"手釣り"と呼ばれる高級紳士靴や
婦人靴の製法を用いているため、「スニーカーという名の革靴」に仕上がっているのだとか。
実際、浅草にある本社ファクトリーで、靴職人が1足1足、
手仕事で仕立てており、その様子を見学することもできるそうです。


お客さんは、「こんな色柄の着物を使ってほしい」というイメージを伝え、
それを受けて職人が豊富な在庫のなかから、お客さんのイメージに近い生地を選びます。
そして、そこから丁寧に作りはじめ、およそ1ヶ月半で完成!


主な種類としては、優雅で絢爛なゴールドが印象的で、履くだけで一段と華やかな装いになるという
「金/雅(MIYABI)」をはじめ、上品さを醸し出すシルバーがシャープな印象で、
こなれ感を演出してくれるという「銀/凛(RIN)」、
情熱的で愛情深いレッドが、エネルギッシュな毎日を演出してくれるという「赤/茜(AKANE)」
などが用意されています。


サイズは21・5センチから27・5センチまで製作可能で、価格は3万3000円~3万6000円ほど。
詳しくは、『アンド・ステディ』のホームページなどをご覧ください。
なお、現在、無料試着会の参加者を募集しているそうです。

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