『昭和を彩った女優たちにスポットをあてた企画展が開催中!』
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2020年2月10日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『昭和を彩った女優たちにスポットをあてた企画展が開催中!』
現在、神奈川県・鎌倉市にある『川喜多映画記念館』で、かつての松竹大船
撮影所で生まれた数々の名作映画を特集した企画展、『昭和を彩る女優たち
松竹大船撮影所物語』が開催され、多くのお客さんで賑わっているそうです。
松竹映画が誕生して、今年で100年という節目を迎えるなかで開催されている
こちらの企画展の目玉のひとつが、貴重なポスターの展示。
木下恵介監督が手がけた日本初の総天然色映画『カルメン故郷に帰る』、
ラジオドラマから火がつき、社会現象にもなった『君の名は』など、
松竹を代表する作品のポスター60点が展示されています。
なかでも、縦型の大判ポスター10枚は、女優さんの全身が描かれているため、
当時の衣装や佇まいの美しさなどにもふれることができるのだとか。
そのほか、小津安二郎監督が実際に手にしていた台本や絵コンテをはじめ、
トレードマークだったピケ帽、白足袋、眼鏡、ストップウオッチなども
展示されているそうです。
さらに、"小津組の名カメラマン"として知られる厚田雄春さんが使っていた
ファインダーやメジャー、「小津調」と呼ばれるローアングルの撮影時に欠かせ
なかったという、特注の低い三脚なども展示。
また、展示だけではなく、開催期間中には岸恵子さんや高峰秀子さん、
岩下志麻さんといった、まさに昭和を彩った女優さんたちの魅力が
詰まった名作の上映会なども予定されています。
こちらの企画展『昭和を彩る女優たち 松竹大船撮影所物語』は、
3月27日(金)まで、JR鎌倉駅または江ノ電・鎌倉駅から歩いて
7~8分ほどの場所にある『川喜多映画記念館』で開催されています。
開館時間は午前9時から午後5時まで。祝日を除く月曜日と2月25日は休館。
入館料は一般200円、小中学生100円。なお、映画を鑑賞される際は、
別途料金がかかります。企画展の詳細や映画の上映スケジュールなどに
つきましては、『川喜多映画記念館』のホームページなどをご覧ください。