『埼玉県小鹿野町で、「かぼす」をテーマにしたグルメイベントが開催中!』
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2020年2月4日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『埼玉県小鹿野町で、「かぼす」をテーマにしたグルメイベントが開催中!』
埼玉県・小鹿野町の特産品である「秩父かぼす」をもっと多くの人に
知ってもらい、新たな販路を開拓していこうと、現在、
「秩父かぼす 黄金の雫祭(しずくさい)」というイベントが、
開催されているそうです。
今回が初めてとなる「秩父かぼす 黄金の雫祭」が開催されることになった
背景には、小鹿野町が抱える切実な事情がありました。
年間、最大10トンほどが出荷されているという「秩父かぼす」ですが、
実は、それと同じくらいの量が出荷されることなく廃棄されていました。
その理由としては、生産者の高齢化があります。
「秩父かぼす」には、「果皮が緑色のうちに出荷する」という決まりが
あるのですが、高齢の農家では、その期間内にすべての収穫を終えることが
できず、毎年、多くのかぼすが、そのまま放置されていたそうです。
そんななか、成熟した「秩父かぼす」は甘みと酸味のバランスが良く、
果汁もたっぷり含まれジューシーでおいしいということに着目した
生産者や小鹿野町の職員が、一念発起!
市場には出荷できなくても何とかできないかと、町内の飲食店などに相談した結果、
今回のイベントの開催が決まったのだとか。
ちなみに、「黄金の雫祭」というイベント名は、本来の収穫の時期を過ぎると、
かぼすが黄金色に色づくことに由来するそうです。
現在、町内にある17軒のお店で、規格外の「秩父かぼす」を使った
メニューを提供中。
その一例としては......、
・「完熟かぼすマーマレードで煮込んだ「黄金スペアリブ」
・「特製水餃子かぼすポン酢」
・「かぼすマーマレードのカボネード」
・「かぼすゼリーサンデー」などがあるそうです。
こちらの「秩父かぼす 黄金の雫祭(しずくさい)」は、
2月28日まで開催されています。
詳しくは、イベントのフェイスブックページなどをご覧ください。