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デイリー「ホッと」トピックス

『歌で首里城の再建を応援しよう!』

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2020年1月27日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『歌で首里城の再建を応援しよう!』


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去年10月に発生した、沖縄県・那覇市にある首里城の火災。
正殿などを焼失し、かつての荘厳なたたずまいが見る影もなくなって
しまった首里城の姿には、多くのかたが衝撃を受け、今も心を痛めて
いるのではないでしょうか?


そんななか、沖縄出身の方や沖縄を愛する方々を中心に、全国各地で
首里城の再建を支援しようという動きが広まっているそうです。


今日は、そういった支援活動のなかから「歌で応援しよう!」という
取り組みをご紹介しました。

その取り組みというのは、2月7日に開催されるチャリティコンサート、
『首里城へ音返し(おんがえし)』。「音で返す」と書いて「おんがえし」。
こちらには「音楽で沖縄に恩返しを」という想いが込められているのだとか。


企画したのは東京・調布市にお住まいの山元ほるんさん(29)。
実家から首里城の正殿が見えるという環境で育った山元さんは、
沖縄県立首里高校を卒業後、東京の音楽大学に進学するため上京。
その後、指揮や作曲を学ぶためのイタリア留学などを経て、現在はIT企業に
勤務するかたわらで、若い世代にクラシック音楽を普及させることを目的
とした市民団体『OnWa(オンワ)』を結成し、活動されています。


そんな山元さんにとっても、ふるさとを象徴するシンボルだったという首里城。
火災後に沖縄に帰り、変わり果てた首里城の姿を目の当たりにしたとき、
筆舌に尽くしがたい、果てしない喪失感に襲われたそうです。


そんななか、「自分にどんな支援ができるのか」と考え始めた山元さんは、
東京でのチャリティコンサートの開催を思いつきます。そして、友人やSNS
などを通じて仲間を募ったところ、同じく沖縄県出身の声楽家やピアニスト
など、7人のプロの音楽家が出演を快諾!


2月7日に行われるコンサートでは、沖縄民謡などを演奏するほか、
山元さんが首里城をイメージして作ったという新曲、ピアノソロの
『日常的非日常』と、声楽曲の『首里古城』も披露されるそうです。


こちらのチャリティコンサート『首里城へ音返し』は、2月7日・金曜日、
午後7時から、新宿区にあるルーテル市ヶ谷ホールにて開催されます。
料金は3000円で、このうち経費を除いた全額を首里城の再建に向けた
活動に寄付されるそうです。
なお、当日は現代アーティスト・松原成孝さんの作品も会場に展示されます。
詳しくは、『首里城へ音返し』で検索してみてください。

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