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デイリー「ホッと」トピックス

『"小津ワールド"に浸れる特別展が開催中!』

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2020年1月21日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『"小津ワールド"に浸れる特別展が開催中!』


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昭和の映画史を彩った巨匠・小津安二郎監督の代表作「東京物語」の
撮影現場などを記録した写真や、小津作品のPR用ポスターなどを集めた特別展、
「スチル・フォトで甦る小津安二郎展」が、東京・江東区にある
古石場文化センターで開催されています。


ちなみに、小津監督は現在の江東区・深川のお生まれということで、
江東区では生誕100年となった2003年、こちらの「古石場文化センター」に
「小津安二郎紹介展示コーナー」を開設しました。


その後、毎年のように、長野県立大学の教授で、全国小津安二郎ネットワーク
副会長の築山秀夫さんが収集した資料による特別展を開催。
今年は、最近発見されたという、映画「東京物語」の撮影風景の写真を収めた
アルバムから選りすぐった写真を中心にした展示が行われているそうです。


アルバムに収められた910枚の中から、築山さんが選んだ200枚ほどが
展示されており、なかでも見どころは、1928年に公開された「肉体美」や、
1953年に公開された「東京物語」の撮影風景を収めた写真とのこと。


収録に臨む子役を穏やかな表情で見つめる小津監督や、俳優さんが土手から
落ちないようにカメラの死角に設置した足場など、決してスクリーンでは
見ることができないワンシーンが切り取られているそうです。


また、1958年に公開された、小津監督としては初のカラー作品「彼岸花」の
ポスターなども展示されています。こちらのポスターには、今では耳にする
機会がほとんどなくなった"総天然色"という表記も見られるのだとか!


こちらの特別展「スチル・フォトで甦る小津安二郎展」は、
JR京葉線「越中島」駅、東京メトロ東西線「門前仲町」駅・「木場」駅 から
歩いて10分ほどの場所にある「古石場文化センター」で1月31日まで
開催されています。開館時間は午前9時から午後9時まで。入場は無料。
詳しくは、「古石場文化センター」のホームページなどをご覧ください。

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