『「ミニ寄席」ブームが到来!』(前編)
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2019年11月14日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『「ミニ寄席」ブームが到来!』(前編)
リスナーの皆さんは、寄席に行かれたことはありますか?
東京で言いますと、新宿末廣亭や浅草演芸ホール、上野の鈴本演芸場などが
有名ですが、ここ数年、そういった規模の寄席と比べてはるかに収容人数の
少ない「ミニ寄席」が急激に増えているそうです。
ということで、今日と明日は、そういった話題の「ミニ寄席」の中から、
いくつかご紹介します!
まず、ご紹介したのは、「ミニ寄席ブーム」の先駆けとも言えるお店、
『ミュージック・テイト 西新宿店』。
こちらは、落語と演歌に特化したCDショップで、もともとは新宿・紀伊国屋
書店の2階で40年ほど営業していましたが、2011年に西新宿へと移転。
それを機に、若手落語家を応援しようとスタートしたのが、
夜に開かれる「西新宿ぶら~り寄席」。
収容人数が40名ほどということもあり、人気の噺家さんが出演するときは、
事前にチケットが完売することも多いそうです。
こちらの『ミュージック・テイト 西新宿店』は、新宿駅・西口から歩いて
15分ほどの場所にあります。開催スケジュールなどに関しては、お店の
フェイスブックやツイッターなどをご覧ください。
続いてご紹介した「ミニ寄席」は、秋葉原にある小料理店『やきもち』。
こちらは、2016年にオープンしたお店で、主に毎週火曜日の夜、
おいしい料理やお酒を味わいながら、演芸を楽しむことができるのだとか。
ちなみに、こちらの女将である中田志保さんは、元日本テレビの社員で、
あの国民的長寿番組『笑点』のディレクターだったそうです。
『笑点』を担当したことで落語の魅力にとりつかれた中田さんは、
別の部署に異動となったのを機に日本テレビを辞め、こちらをオープン。
現在は、女将として仕入れから仕込みまで一人でお店を切り盛りするかたわら、
出演交渉も自ら担当。噺家さんに対する礼儀を重んじているという中田さんは、
初めて出演を依頼する場合、寄席の前で出待ちするなど、直接頼みにいくことも
あるそうです。
こちらの小料理店『やきもち』は、JRや東京メトロの秋葉原駅から歩いて
7~8分ほどの場所にあります。
今後の出演者などに関しては、お店のホームページをご覧ください。
明日も、手軽に演芸を楽しめる「ミニ寄席」をご紹介します。
お楽しみに!